
アプローチのボールが遅く出てしまう…そんな時は「親指を下に向ける」がポイント
「先週のラウンドは良かったのに今日は絶不調…」こんな悩みを抱えたことのある人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、日替わりの「好・不調」をなくすためのレッスンをご紹介します!
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左肩が上がればヘッドは落下する

打つようにすると、ヘッドが落ちて入射角が鋭角になる
イメージよりもボールの勢いが弱いとか高く出てしまう、またヘッドが横から入って沈んだライからうまく打てないといった不調時は、少しヘッドを上から入れる動きを加えることで調子を上向かせましょう。体の上下動を意識的に使い、バックスイングで少し沈み込み、それを引っぱり上げながら打つイメージです。
ダウンスイングで頭や左肩が上がれば、反対にヘッドは落下して鋭角に入りやすい。ボールに近く立ち、フェースの開閉を抑えてフェース向きをシャット気味に使ってください。
右手を少し上から握るようにグリップし、親指を下に向けるのがポイントなので、ラウンド中の微修正なら、まずはここからはじめるといいでしょう。
シャットフェースで“真っすぐ”振る感覚

フェースを開かず(×)、フェース面を下に向けたシャットフェースでヘッドを真っすぐ引いていく(○)
親指を下に向けてボールの近くに立つ

親指を上ではなく(×)、下に向けてハンドアップ気味に(○)。ボールの近くに立ち、ボール位置は真ん中、手元は左股関節前で、少しハンドファーストで構える。

【ラウンド中の対処】「右手フック」でグリップしよう

右手を上から少しかぶせるように、グリップを握ると、親指や手のひらが下を向くイメージが出る。ラウンド中は上の写真のように、両手を「ハの字」にした状態で振る感覚も有効だ。
いかがでしたか? このレッスンを参考に練習してみてくださいね!

レッスン=目澤秀憲
●めざわ・ひでのり/1991年生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部を卒業後、指導者の道へ。アジア人初のマスターズ制覇を支えたコーチとしてブレイク。現在も、桂川有人や永峰咲希、清本美波など多くのトッププ
ロを指導する。
構成=鈴木康介
写真=相田克己、中野義昌
協力=ザ・ジャパン・カントリークラブ
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