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ラウンド前に使って飛ばせるようになる!人気の練習器具を男子プロが試してみた
巷に溢れる練習器具のなかから、2024年に「これはいい!」「買ってよかった!」という声がSNSで多く上がった器具を集め、好奇心旺盛でウイットに富んだコメントをする野澤竜次プロがテイスティング!
開眼の扉を開くアイデア品から、ツアープロや敏腕プロコーチ発案・監修で“3つ星”がつくグッズたちは「何に効くのか」にも注目して見てください。
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【10YASHOW10】今治パスタオル -アタック27-
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フェースの向きとクラブパスを可視化して、ストレート、ドロー、フェードの習得に役立つタオル。素振りだけでなく、中心の穴からティーアップしたボールを打つこともできる。タオルなので打ってしまうと破れやすいが手軽さは◎。
●価格/5500円
Nozawa’s Tasting「球筋の打ち分け」に3つ星!
フェース向きまで意識させるのがグッド!
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ヘッド軌道、フェース向きをタオルに書いてあるとおりにする。それだけでドローとフェードの打ち分けができます。多くのアマチュアは曲げて打とうとすると、ドローがフックになったり、逆球が出てしまうことがありますが、その原因はフェースの管理が甘いから。このタオルはそうならない、打ち出し方向とフェース向きまで意識させるところがいいですね。
【10YASHOW10】ATTACKMAN
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石井忍プロコーチ発案のアタックアングル(入射角)の習得、矯正のための器具。ボールの後方に置くだけで、適度な入射角を意識できる。多くのアマチュアはクラブが下からに入る悪いクセがあり、ダウンブローは習得しにくい……。その悩みを解消してくれる。
●価格/4620円
Nozawa’s Tasting「ダウンブロー習得」に3つ星!
アイアンとアプローチ練習両方で使いたい!
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アプローチの入射角の安定にもオススメです(左)」(野澤)
ボールの右側に置くとプレッシャーがかかり、ヘッドを上から入れていくダウンブローが身につきます。アイアンはもちろん、アプローチの練習でもぜひ使ってほしい器具。
アイアンとアプローチは入射角を鋭角にしてスピンを増やすことが大事。アイアンはボールに浮力もつくので高く上がるし、スピン増はグリーンに止まる球も打てるようになります。
【10YASHOW10】柳橋BAND
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スイング中の「エネルギーの拮抗、作用反作用、遠心力、向心力」などをもっと簡単に体感してほしいと、柳橋章徳プロコーチが考案したベルト。両足に巻いてバンドが落ちないように力をかけてスイングするだけなのに、得られる感覚は「コレか!」と閃くものがある。
●価格/4950円
Nozawa’s Tasting「スイング強化」に3つ星!
「引っぱり合う」をリアルに体感できる!
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バンドが緩まないように左右に力をかけよう
ヒザ下にベルトを巻いてスイング。僕はフィニッシュまでバンドが左右に引っぱられて落ちない。ということは、スイング中の力のかけ方が間違っていないってことですね。
クラブと自分が引っぱり合う、クラブを振る方向とは逆の力をかけるのをアマチュアはなかなか理解、実行できませんが、このバンドを巻いて正しく使えば、即実感できるでしょう!
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【ロイヤルコレクション】TRI-ONE STICK PLUS43
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素振り用の練習器具。写真のスタンダードモデルの43インチのほかに、室内でも振りやすい35インチとアスリート向けハードモデルの45インチがあるが、いずれも530gを超える重さでパワーアップのトレーニングになる。持ち手側を変えると、感じる重さが変わるのも特徴のひとつ。
●価格/8580円
Nozawa’s Tasting「練習・スタート前」に3つ星!
ボールを打つ前に万全の状態が作れる!
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重いうえに、赤グリップ側を握って振るとさらに重く感じるので、ゆったり素振りをすると体幹強化やストレッチ効果が得られる。
青いグリップ側は手元側が重いカウンターバランスによって軽く感じるため、スイングスピードを上げて振れる。赤→青の順での素振りを練習やラウンドスタートの前に行なうと、体がきちんと準備できた状態でボールを打てますね。
【ロイヤルコレクション】TRI-ONE FLEX 41
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星野英正プロ監修の素振り棒。最大の特徴は「しなり」で、シャフト部分が大きくしなるため、スイングのテンポやタイミング、リリースポイントなどの意識やチェックができる。持ち手側を変えると感じる重さが変わり、長さは写真の41インチのほかに43インチも発売中。
●価格/1万780円
Nozawa’s Tasting「しならせて飛ばす」に3つ星!
「重くて、しなる」のが最大の長所とポイント
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スイングをレベルアップさせてください」(野澤)
この重さ(約460g)でシャフト部分がしなる器具はこれまでなかったのでは?重くてしなるので、スイング中のしなりをはっきりと感じることができます。しならないように振ってはダメです。しならせる振り方をマスターしてください。
これも握る側によって感じる重さが変わりますが、軽く感じるほう(青グリップ側)は、しならせ方がより繊細になる。重く感じる赤グリップ側で感覚をつかんでから、青グリップ側でもうまくしならせる使い方がオススメです。
いかがでしたか? 今回紹介した“3つ星”級アイテムを、ぜひ使ってみてくださいね。
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テスター=野澤竜次
●のざわ・りゅうじ/1999年生まれ、京都府出身。21年プロ入りのツアープレーヤー。24年のABEMAツアー「Novil Cup」2位タイなどで、25年のレギュラーツアーの前半戦シードを獲得した期待の若手。インスタグラム(nozawa.ryuji)のリールに投稿するスイング動画は120万再生超えもあるなどバズっている。
写真=竹田誉之
協力=取手国際ゴルフ倶楽部
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