インドア練習で見るべきはスイング!判断基準は「エルボーラインを…」

自宅や最寄り駅に近い室内練習場“インドア”を利用するゴルファーが増えている。とくに冬は寒くもないので練習に精が出る。

そんなインドアをもっと上手に活用する「インドア利用者、必読の練習法」で、冬はもちろん、オールシーズン、効率よくスピーディにうまくなろう!

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打球の行方が気にならないからスイングに集中できる

ボールのゆくえは、屋外レンジよりもインドアのほうが気になりません。弾道計測器が完備されていて“弾道の軌跡”が描かれても気になりにくく、直し方や動き方など「スイングだけに集中できる」というメリットがあります。反復練習を行なうにはもってこいですね。

また、スイング動画が撮れるカメラもついていたら、必ずチェックしましょう。自分のスイングを客観的に見られるので、スイングづくりにはとても有効です。コーチに習っている場合は、事前にチェックポイントを聞いておき、それを実行できているかを確認する。何をチェックすればいいかがわからない人は、この記事を参考にしてください。

スマホのカメラでもOK

カメラつきではないときは、スマホ撮影で代用。最近のスマホのカメラはすぐれているので、計測器と同様の撮影とチェックができる。スマホ用の三脚を購入して使うと便利!

ハーフウェイダウン時のヘッドポジションが
スイングの合否をわける

エルボーライン上をヘッドが通ればボールは真っすぐ飛ぶ
アドレス時のヒジとボールを結んだラインが「エルボーライン」

ダウンスイング、とくにハーフウェイダウン時に、ヘッドがエルボーライン上を通っているかをチェック。ここが、きれいなクラブパスを描いているかの判断基準となります。

エルボーラインからヘッドが大きく外れたスイングは、プレーンが大きくズレていることを意味し、フック・スライスが強くなりがち。

こまめに動画を確認しながら、このライン上をヘッドが通過するように練習すれば、見た目も結果もグッドなスイングになっていきますよ!

ラインよりヘッドが下
フックしやすい

ヘッドがライン上
ストレート

ラインよりヘッドが上
スライスしやすい

【Drill】ボールゲートドリル

エルボーラインをヘッドが通るようにするためには「ボールゲートドリル」が有効です。打つボールの後方に、ボールをふたつ置いて、それに当たらないように打つ。

簡単なようで意外と難しいこのドリルですが、これができるようになると自然にクラブパスが整います。最初はゲートの幅を広くして、そこから少しずつ狭くしていきましょう。

いかがでしたか? インドア練習を活用して、次のラウンドで成果を実感してみてください!

レッスン=溝間祐輔
●みぞま・ゆうすけ/1990年生まれ、東京都出身。大手不動産会社勤務からゴルフインストラクターへ転身。室内練習場「BLUE WORLD GOLF STUDIO」を中心にレッスンを行なっていて、インドアでの指導や上達法はお手の物!

構成=石川大祐
写真=竹田誉之
協力=BLUE WORLD GOLF STUDIO

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