インドア練習でマネジメントができるようになる?「球筋によって…」

自宅や最寄り駅に近い室内練習場“インドア”を利用するゴルファーが増えている。とくに冬は寒くもないので練習に精が出る。

そんなインドアをもっと上手に活用する「インドア利用者、必読の練習法」で、冬はもちろん、オールシーズン、効率よくスピーディにうまくなろう!

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コースマネジメントはキャリーでジャッジする

弾道計測器は「総飛距離(トータル)」と「キャリー」が表示されます。このデータで、見てほしいのは断然「キャリー」のほう。自分が各番手でどのぐらいキャリーを出せるのかを把握しておけば「越えられるハザード 」も正しくジャッジできますし「飛んではいけないグリーン奥」に打ち込むことも回避できます。

あのバンカーはキャリーで確実に超える!

一定の環境下で練習できるインドアで、自分の通常のキャリーを確認しておけばラウンド時には、風向きや高低差で「±5ヤードくらい」などの判断の正確性も増す。自信をもってコースマネジメントができるようになります。

自分の「エースボール」で計測できるのもインドアならでは

同じ番手(8番アイアン)でも球筋によってキャリーが約5ヤードずつ変わった!

「自分のキャリーを知る」の応用編です。球筋によってのキャリーも把握する。ストレートを基準にすると、フェードのほうが少し飛ばず、ドローだと少しキャリーが伸びるのが一般的な傾向。これらを把握しておくと、番手間の「ビットウィーンの距離」が残ったときに、球筋での飛距離の調節ができるようになります。

また、自分が普段愛用しているコースボールで計測するのもオススメ。よりリアルなキャリーの飛距離を知ることができます。屋外レンジとは違い、拾えますからね(笑)。

ラウンド時に使用するボールで計測してみよう。ツアー系のボールにもディスタンス寄り(右)とスピン寄り(左)があるが、測ってみるとキャリーが異なる。「計測データを見ながらエースボールを決めるテストを行なうのもインドアならでは、ですね」(溝間)

いかがでしたか? この記事を参考に、インドア練習を充実させていきましょう!

レッスン=溝間祐輔
●みぞま・ゆうすけ/1990年生まれ、東京都出身。大手不動産会社勤務からゴルフインストラクターへ転身。室内練習場「BLUE WORLD GOLF STUDIO」を中心にレッスンを行なっていて、インドアでの指導や上達法はお手の物!

構成=石川大祐
写真=竹田誉之
協力=BLUE WORLD GOLF STUDIO

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