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パターとウエッジ、どっちが寄る?アマチュアゴルファーが徹底検証!
アプローチの練習は「練習場のマットの上から」よりも「芝の上から」がオススメ。そのうってつけの場が“ショートコース”だ!
そもそもアマチュアはアプローチの練習が不十分。ショートコースで集中して腕を磨いてもらいたいものだが、本企画ではさらに!「パターでのアプローチ」のレッスンを実践してみた。
距離はどのくらいまで?このライや状況でも使える?などを実験・検証!過去に小誌レッスン企画に出演したショートゲームの知識が豊富な林亜莉奈選手にアドバイスももらいながら行なった。
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パターvsウエッジ「どっちが寄るか」徹底検証
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【Scene1】ピン手前 グリーンまでの距離が長い花道
ウエッジでTry
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100点もあれば30点以下もあるのがウエッジでのアプローチ。1回ダフりが出てしまうと、怖くなって次はトップ!なんてことは「アマチュアあるある」だ。
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パターでTry
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1球目は手前エッジでボールが止まってしまったが、2球目ではきっちり寄せられた。「前号で生見コーチも『距離感をつかむには少し経験が必要』といっていましたが、まさにそのとおりでした。でも、2回目ですぐに寄せられるようになるならパターのほうが断然いいかも!」(編集I)
アリナの処方箋
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パターアプローチの距離感をつかむには「ピンを見たまま打つ」練習がオススメです。距離・ライに対して、芝の抵抗や転がっていくボールのスピードをイメージしたまま打つと、次第に距離感が身についてきますよ。
【Scene2】グリーン奥 エッジから下り
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ウエッジでTry
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パターでTry
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アリナの処方箋
ウエッジで打った編集Mのボールは予期せぬ強スピンが入り、ピンの手前で止まってしまった。一方で編集Iのパターで打ったアプローチはピンをオーバーしたが、上りのパットを残した。「Iさんのほうが次のパットが簡単ですね」とアリナ。下りのパットを回避し、ファーストパットも沈めた(編集Mは2パット)編集Iに軍配が上がった。
アプローチは満点でなく「高・平均点」を目指す
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このふたつのシチュエーションでは、どちらもパターでのアプローチが正解。正解というのは「平均点が高い」ということで、致命的なミスを避けつつ「パーチャンスを残す」アプローチを指します。Mさんのウエッジアプローチはプロのようにビタッとピンを刺すこともありましたが、大ダフりで数ヤードしか前に進まないということも。スピンコントロールにも少し苦労していましたね。
パターアプローチのIさんは、いわゆる“オッケー”に寄せられる回数は少なくても、確実にピンまわりにボールを運ぶことができていました。いろんなところから打っているうちに、距離感もみるみるよくなった!経験値がすぐに溜まって実戦に活かしやすいのもパターアプローチのメリットです。
いかがでしたか? 林亜莉奈選手のレッスンをぜひ参考にしてください!
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解説・レッスン=林亜莉奈
●はやし・ありな/2002年生まれ、長野県出身。ジュニア時代から頭角をあらわし、2017年にはJLPGAツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でベストアマを獲得。現在はプロテスト合格に向け、さらに腕を磨く日々を送る。名前の由来は栄養ドリンクの「アリナミン」。
構成=石川大祐
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール
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