バンカーから「確実に1発で出る」方法とは?ポイントは“構え”と”振りぬき”

「なかなかうまくならない」「練習やラウンドもモチベーションが上がらない」。

そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法を教えてくれるのが“ときめきワンポイントレッスン”。

今月は石川夢香さんの登場です。

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大事なのは「構え」と「振り抜き」
“バンス”を使ってバンカーから“1発脱出”しよう!

バンカーが大の苦手!そんな人のために、ちょっとした工夫で「確実に1発で出る」バンカーショットのコツをお教えします。まずは「構え」。通常のアプローチよりも右足を1足ぶんくらい右側へ移動させ、スタンス幅を広げます(①)。

これによりボールポジションが体の左側に移動して、砂にコンタクトしやすくなる。重心も自然と下がるので安定感が増します。次に左足だけ半足ぶんうしろに引いて、ツマ先を結んだラインが目標方向よりもやや左へ向くようにセットしてください(②)。これで準備完了です。

構えができたら、ボールの少し手前の砂にめがけてクラブを振り下ろし、フィニッシュまで一気に振り抜きます(④)。目線を必ずボールの手前に向け続けて(③)、インパクトではサンドウエッジのソール部分のバンスで砂を“削りとる”イメージが重要。

打球のゆくえを気にしてヘッドアップしてしまうと、インパクトが安定せず大ダフリやホームランなどのミスにつながってしまうので、ヘッドの落としどころに意識を集中させましょう!

③(左写真)、④左のスペースに振り抜いていきましょう!(右写真)
バンスをボールの手前の砂に当てられれば、ヘッドが砂に潜りすぎることなく、スムーズに振り抜ける。「砂がやわらかいときなどは、フェースを大きく開いてパンスの効果をさらに大きくするとグッドです」(石川)
体が目標方向に突っ込んでリーディングエッジからヘッドが入ると、砂に刺さりすぎてフィニッシュまで振り抜きにくくなってしまう

いかがでしたか? 構えと振りぬきを意識しましょう。

石川夢香
●いしかわ・ゆめか/愛媛県出身。「四国高等学校ゴルフ選手権」での優勝など、ジュニア時代から注目を集める。小柄ながらも、ダイナミックなスイングで飛ばすドライバーと巧みなショートゲームが持ち味。プロコーチ・石井忍に師事し、LPGAプロテスト合格に向けて腕を磨く。
【Instagram】_yumeka_9124_

写真=竹田誉之
協力=ジャパンゴルフスクール

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