ラウンド前5分でドライバーの飛距離アップ!人気女子プロがレッスン

ゴルファーにとって1番イヤな季節、それは”冬”。気温が下がり体が動きにくくなると飛距離も落ち、力んでしまったり、無理に体を大きく動かそうとして上手く打てない。

そんなときでも、簡単にドライバーショットの飛距離をアップさせるコツを有村智恵プロがわかりやすくレッスン。寒い冬でもビッグドライブで好スコアを連発しよう!

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胸をひらいて肩甲骨の可動域を広げましょう! 

ドライバーショットを遠くに飛ばすためには、体の柔軟性が不可欠です。これからの寒い季節は、体がいつも以上にに動かなくなります。お仕事でデスクワークなどをされていると、どうしても背中が丸まって肩甲骨まわりの柔軟性が失われ、うまくスイングできません。

ラウンドや練習をはじめる前に、肩甲骨まわりを動くようにしてあげないと手打ちになってしまい、飛距離を大きくだすことができません!

肩甲骨が動かないと正しいスイングはできない

肩甲骨の動きが悪いと、バックスイングの途中で右肩がロックされてしまいます。しかし、これでは球を飛ばすことができないので、もっと上まであげるために、ワキをひらいて無理やり手であげてしまいます。

1度、体の正面から外れた腕はもとに戻せないので、手打ちになり球は左右へ曲がってしまいます。運よく真っすぐ飛ばせたとしても、合わせただけなので飛距離が落ちてしまいます。

【Lesson】ラウンド前に!胸のストレッチ方法

肩甲骨の動きをよくするには、体の前側をストレッチしてあげると効果的です。胸や肩が固まっていると後ろ側の筋肉を引っ張ってしまい、結果的に肩甲骨や背中の動きが悪くなります。

まず、両腕を後ろにしてゴルフクラブを持ってください。腕を後ろに向かってしっかり伸ばしたら左右に体を回転させてください。胸と肩の前側が伸びて、胸がひらいた状態で体を回転させる感覚がわかると思います。簡単に出来る人は、クラブを上に持ち上げると、よりストレッチがかかります。

体が硬くて方などが痛くなってしまう人は、壁に手をつくなどして、片方ずつ伸ばしましょう。

胸がひらくだけで効果は抜群です!

胸のストレッチをして体の前側をのばすと、丸まっていた肩や背中が正しいポジションに戻り姿勢がよくなります。

そうすると自然なアドレスがつくれるようになり、いつも以上にパワフルにスイングできます。ドライバーの飛距離ものびますよ!

いかがでしたか? ラウンド前のストレッチでドライバーの飛距離をアップさせましょう。

有村智恵
●ありむら・ちえ/1987年生まれ、熊本県出身。159cm。通算14勝(メジャー1勝)4月に双子の男の子を出産。

構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
協力=エースゴルフ赤坂

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