フェアウェイウッドが上手くなるコツ!コインでできる練習法とは?

「なかなかうまくならない」「練習やラウンドもモチベーションが上がらない」。

そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法を教えてくれるのが”ときめきワンポイントレッスン”。今月は村上由紀菜さんの登場です。

【関連記事】原英莉花のフォローのフェースに注目!どこを向いているかで球筋を操作できる

ワンコインで劇的に改善!インパクトを厚くしてFWのミート率アップ

フェアウェイウッドを上手に打つコツは「フォローを低く長くして、インパクトを厚くすること」です。「フォローを低く長く」するためには、目線を下げて体が起きないようにして、左足にしっかり体重を移しながらインパクトするのがポイント。

これを意識づけするためには、コインを使ったドリルが有効です。ボールの少し先(目標方向)にコインを置いてボールと一緒に打つ練習をすると、自然と目線が下がり、インパクトに向かっての体重移動もスムーズになる。ボールをググっと“押していける”ようになりますよ!

「ボールの15センチくらい先(目標方向)にコインを置いて、ボールと一緒に打ちましょう!屋外の打ちっぱなしなどで行なう場合は、コインの代わりにガムテープを貼ってください」(村上)

フェアウェイウッドは「払うように打つ」とよく聞きますよね。しかし“手先で払う”スイングになると、左サイドへの体重移動が十分に行なえず、右サイドに体重が残ってしまいます。うまくボールにコンタクトできても、ロフトがつきすぎて必要以上にボールが高く上がってしまうか、インパクトが薄くなって番手なりの適切な飛距離が出せません。

コインドリルで左足にしっかり体重を移して“厚い”インパクトができるようになれば、ファウェイウッドは驚くほど簡単に打ちこなせます。

アドレス時と比べ、コインをあおるように見てしまうのはNG。右サイドに体重が残り、体の起き上がりも早くなってしまう。インパクトゾーンが短くなり、ヘッドがコインまで届かない

番手ごとへの応用

「ドライバーを基準に、3W、5W、7Wと番手が短くなるにつれて、アドレス時のボール位置を半足ずつ内側にズラします。ボール位置を変えることで、スイングを変えずにインパクトポイントをコントロールしましょう!」(村上)

いかがでしたか? ぜひコインを使って練習してみてください。

村上由紀菜
●むらかみ・ゆきな/大阪府出身。香川西高校ゴルフ部卒。高校時代は全国高等学校ゴルフ選手権に2度出場。カナダ留学経験があり英語でのレッスンも得意。神奈川県の「BAY GOLF CLUB」でレッスンを行ないながら、USLPGAティーチングプロ資格取得を目指している。
【Instagram】yukina_murakami

写真=竹田誉之
協力=BAY GOLF CLUB

【あわせて読みたい】

人気女子プロの“バッグの中”は何が入ってる?ラウンド中の勝みなみに突撃!

「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

関連記事一覧