飛距離アップのコツは“ヒザの使い方”にあり!飛ばし屋プロがレッスン

あなたは右ヒザ派?右足付け根派?

バックスイングのタイプに合わせた飛ばせるスイングの作り方を、ツアー12勝の飛ばし屋 宮本勝昌が伝授します!

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【右ヒザ派】ダウンスイングは右ヒザを前でなく左に寄せる

右ヒザと左股関節を連動させる
右ヒザを左に寄せると左股関節を切り上げる動きが容易になり左への体重移動も正しくできる

ダウンスイングとの組み合わせを成功させるには、もうひとつ重要なポイントがあります。それは「ヒザの使い方」です。

右ヒザを止めるタイプの人は、バックスイングで左ヒザを右に、ダウンスイング以降は右ヒザを左に寄せると、体の回転がスムーズになり、効率よく飛ばせます。とくにダウンスイングは、右ヒザと左股関節を連動させ、左股関節を切り上げながら右ヒザを左に寄せることが大切です。

バックスイングは左ヒザを右に寄せる

極端にやる必要はないが、左ヒザを右に寄せたほうが体を回しやすく、パワーが溜まる。

【右足付け根派】バックスイングは左ヒザ、ダウンスイングは右ヒザを前に出す

寄せずに前に出す
ヒザの前後動を使えばお尻を引きやすくなる。
溜めたパワーをボールに向けて一気に放出しながら飛ばせる。

右足付け根を回すタイプの人は、ヒザを「寄せる」のではなく、「前に出す」のがポイントです。バックスイングは左ヒザを前に、ダウンスイング以降は右ヒザを前に出すことで、パワーが上がり、ボールをより強くヒットできます。

体が突っ込んでしまうほどヒザを出すのはもちろんNGですが、ヒザの前後動を含めたフットワークを使えば、現状の体力でも飛距離アップが実現します。

宮本はヒザの前後動で飛ばしている

「ヒザを寄せると力が抜けてしまい、飛ばない」という宮本。自分に合った組み合わせを見つけることがなによりも重要だ。

いかがでしたか? 宮本プロのレッスンを参考に、自分に合ったスイングを見つけましょう。

レッスン=宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174㎝、76㎏。12勝のうち5つが「日本タイトル」で大舞台に強い。得意クラブはドライバー。ハートンホテル所属。

構成=小山俊正
写真=中野義昌
協力=太平洋クラブ御殿場コース、チームセリザワゴルフアカデミー

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