アマチュアが打ってもザックリしない!アプローチの打ち方とは?

アプローチが苦手な人は必読!特に「スコア90が切れない」「グリーンまわりが苦手」な人への新基本を解説。

フェースは開くのではなく“かぶせて握る”と鈴木聖二コーチ。スコアを上げたい人は要チェックです!

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フェースに球が乗るから距離がそろってスピンも効く

「フェースに球が乗っていますよ!」(鈴木・写真左)
「カツンと乾いた音が出ます!」(飯田・写真右)

鈴木 では飯田さん。さっき教えた「フェースをかぶせて握る打ち方」でアプローチしてみてください。

飯田 はい。ちょっと慣れないので怖いですが・・・・・・おっ、意外にうまく打てます!

鈴木 上手ですね。フェースに球が乗って、スピンも効いていますよ。

飯田  今までのアプローチとインパクトの感触が全然違います。ぶ厚い感触で気持ちいい。これがフェースに球が乗るっていう感覚なんですね。

鈴木 インパクトの音が以前とはガラッと変わりましたね。フェースが開かずにロフトが立って当たるから、インパクトの効率がいいんです。

飯田  さっきから10発ほど打って、ザックリが1発も出ません。これはすごい!

【鈴木Check!】入射角が安定して芯に当たっている

before → after

フェースをかぶせて握り、左ワキが締まったことで腕と体の一体感が増し、ヘッドの軌道が安定しました。入射角がゆるやかになって芯に当たりやすくなったため、インパクトがぶ厚くなったんです

ここが変わった!1バックスイングがシャットで真っすぐに

ワキが締まって腕と体が一体に動くようになったことに加え、フェースが開きにくいのでバックスイングがシャットフェース気味でオンプレーンに上がるようになった

ここが変わった!2:ハンドファーストでロフトが立って当たる

アドレス時のハンドファーストをキープしてスイングできるようになったことでインパクトでロフトが立ち、ゆるやかな入射角でフェースに球が乗るようになった

いかがでしたか? ぜひ、このアプローチ方法を試してみてください!

レッスン=鈴木聖二
●すずき・せいじ/1980年生まれ。明治大学ゴルフ部主将としてチームを優勝に導く。現在は東京都多摩市の桜ヶ丘グリーンクラブなど都内でレッスン活動を行う。Golf Street所属。

アマチュア代表=飯田祐貴さん
●いいだ・ゆうき/1986年生まれ。ゴルフ歴は約4年とまだ浅いが、すでに平均スコアは90前半の腕前。しかし、アプローチが苦手でザックリのミスが多く、寄せの場面ではSWを敬遠しがち。

構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=日神グループ平川CC

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