歳をとっても飛ばすコツ!「体が回らないぶんは体重移動でカバー」とシニアプロ
ストレッチをしても歳とともに体は硬くなり思うように動かなくなる。
この加齢による可動域の変化にどう対応するかが飛ばしのキーポイントだ。
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飯合肇の歳をとっても飛ばしたい! 体が回らないぶんは体重移動でカバー
右足の蹴りで体重を左に乗せる。たとえ肩が回らなくても、下半身を使えば失った飛距離を取り戻せる
スイングのマイナーチェンジで飛距離アップを図る
体が回らずに飛ばなくなった人は、思いきってスイングを変えてみよう。フルモデルチェンジ(大幅なスイング改造)は難しいが、マイナーチェンジなら比較的簡単で、飛距離が復活すると飯合肇はいう。
「体が回らないぶんは体重移動でカバーするのがポイント。トップで右足1本で立てるくらい体重を右に乗せたら、ダウンスイング以降は右足の蹴りを使って、左にしっかり乗せます。肩が回らなくても腕が上がらなくても“下半身はガンバる!”という意識が大事。下半身を積極的に動かし、体を左右に揺さぶる感じで体重移動を大きくすれば、現状の体力でも飛ばしのパワーがアップするはずです」
すべての体重を左足に乗せ、右足ツマ先で支え るのが理想的なフィニッシュ
手を振っても飛ばない
体が硬くなると手打ちになりがち。いくら手を速く振っても、下半身を使わなければ、飛ばずに曲がってしまう
Point1. 左右の体重移動の量を増やす
トップは右足1本、フィニッシュは左足1本で立てるくらいに、体重移動の量を増やす。右足体重のフィニッシュにならないように、右足の蹴りを使って体重を左に乗せることが大切
Point2. 重いクラブを振るイメージが効果的
57、58歳くらいから「歳」を感じて、スイングのマイナーチェンジを繰り返しているという飯合。1キロくらいの重いクラブを振るイメージなら、下半身が動き、体全体を使って飛ばせる。
いかがでしたか? 体重移動を意識して、体の回らなさをカバーしましょう!
レッスン=飯合肇
●めしあい・はじめ/1954年生まれ。174㎝、82㎏。千葉県出身。
構成=小山俊正 写真=圓岡紀夫
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