女子プロのフィニッシュから学ぶ!理想的なカタチは?

初心者のうちはスイングフォームがバラバラで、ボールにうまく当たらない。美しく、カッコよく振るには「アドレスとフィニッシュだけを意識してください」と大西翔太コーチ。

うまい人の形をマネるだけで、バックスイングからフォローまでもきれいになる!

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結果を気にせずカッコよく決めよう!

スイングの結果はフィニッシュにあらわれます。ナイスショットならフィニッシュがきれいに決まりますし、ミスショットの場合は大抵崩れます。

つまり「終わりよければ、すべてよし!」。上手な人たちのカッコいいフィニッシュを心がければ、スイング全体がよくなるのです。理想的なフィニッシュの形は、左足だけで立つことです。

体重が完全に左足に乗り、お腹が目標を指すまで体をフルターンさせる。これもまた、お腹をゆるめず力を入れておくのが重要なポイントになります。

お腹から力が抜けると、上体がリキんだり下半身がよろけてしまう

お腹の力を最後まで抜かなければ左足だけで立てる!

振り抜いた反動を使ってクラブを胸の前に戻しながら、右足を目標方向に1歩踏み出して歩き出すようにすると、体重をきちんと左足に乗せて打てる

クラブや体の動きが変だと 思ったときはカッコいいフィニッシュをつくり、トップへと巻き戻す「逆回転スイング」をすると、正しい動かし方のイメージがつかめる

スライスが出てしまう人は、両手の位置を高く上げた「ハイフィニッシュ」の形をとるのがオススメ。軌道がインサイド・アウトになるのでスライスが防げる

いかがでしたか? かっこいいフィニッシュづくりを参考にしてみてください!

稲見萌寧
●いなみ・もね/1999年生まれ、東京都出身。166c m。20-21年シーズンで、今年5月までに6勝と絶好調。初の賞金女王も獲得しそうな勢いだ。ツアー通算7勝。都筑電気所属。

レッスン=大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロを目指し、JPGA公認A級の資格を取得。ジュニアゴルファーの育成に尽力する一方で、青木瀬令奈のコーチも務める。

構成=三代 崇
写真=中野義昌、ゲーリー小林、高橋淳司
協力=船橋カントリークラブ

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