ライ角どおり構えられてる?パットのミスの原因はアドレスにあり
「ライ角が大事」と聞くが、それはアイアンだけではなくパターも!
パターのライ角が合っていないことでのデメリットと、ライ角を合わせることの効果とメリットを徹底解説する。
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ライ角が合っていないとパットのミスは増える
とある大型コンぺで、「アマュアはパターのライ角どおりに構えているのか、構えていない場合はどんなミスの傾向があるのか」を調査。まずは「ライ角どおりに構える」だが、ソールをぴったり地面につければいいのだから「多くの人はライ角どおりでは?」という予想に反して、調査した全体の6割以上がライ角どおりにアドレスしていなかった!
「ライ角どおりに構えていない場合のミス」の調査は予想どおりで、設定されたライ角よりもアップライトやフラットに構えてしまう人は、やはりミスが多かった。
なぜこのような結果になるのか?聞いて納得の理由とその対処法を、山本比嘉利コーチが次回から丁寧に解説する!
構え方別!出玉の方向
ライ角通り
ライ角どおりに構えられている人は、7割以上がターゲットに対してストレートに打ち出せていた。
ストロークもスムーズに振れている印象を受けた
ライ角より「アップライト」
アップライトに構える人は右プッシュのミスが多く、ストレートに打てている人は少ない。
右に押し出してしまうミスは、アップライトのせい?
ライ角より「フラット」
フラットに構える人で右プッシュした人はゼロで、ミスは「引っかけ」のみ!
狙ったラインやカップより左に出てしまう原因はコレかも!?
コンペ参加者に実地調査
「パターのライ角について」の調査対象は、インスタゴルフ部の「GotoTHAILANDゴルフコンペワッグル杯」の予選会参加者たち。
ゴルフ歴2年から20年以上のベテランまで、平均スコアは100オーバーから80台前半まで、と幅広いゴルファーたちからデータを収集できた
「ライ角違い」のパターで検証
ライ角といえばPING!
適正ライ角のフィッティングにも力を入れているPINGの「同一ヘッド、ライ角違い」のパターを3本借りて、ライ角が合っている場合と合っていない(アップライト・フラット)場合をした
レッスン=山本比嘉利
●やまもと・ひかり/1992年生まれ、埼玉県出身。PGAティーチングプロA級。難しい言葉はいっさい使わないわかりやすさに定評があり、GolfSchoolEPAC銀座やオンラインでレッスンを行なっている。TEAM EPAC ACADEMY所属。
構成=石川大祐
写真=小林司
協カ=ジャパンゴルフスクール、ピンゴルフジャパン
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