FW・UTを買うときドコを見るべき?選び方をカリスマフィッターが解説

今回は腕前に合わせたFW・UTの選び方のポイントをレクチャー。さらに、選んだクラブを上手に打ちこなす方法をレッスン!

最新FW・UTも試打して、特徴や性能を紹介する。

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ぴったりをすぐに見つける選んだクラブでナイスショットを打つポイントレクチャー

レベルに合ったものを選んで使えば簡単に打てます!

アナタにはコレ!FW・UT[レベル別]選び方

「自分に合うFW・UTを選ぶにはどこを見ればいいのか」を解説。

ヘッドのサイズや重心深度だけでなく、シャフト、打点位置の傾向よってもチェックポイントがあり、これがわかると素早く、迷わずぴったりのクラブを選べる!

出がちのミスを防ぐ! FW・UT[レベル別]レッスン

いいクラブなのにうまく打ちこなせない……。そんな人のために「ビギナー」、スコア「100前後」「90以下」のレベル別に打ち方をレッスン。

今の実力なら、この打ち方をマスターすれば上達間違いなし! そんなショット術を伝授。

最新の実力チェック!FW・UTインプレッション

編集部が厳選したFW・UT、全15モデルを土手コーチが試打。

オススメモデルをレベル別に分けて、それぞれの機能や特徴などを紹介するので、購入を検討している人は必読!必買う予定がない人も、読むとほしくなっちゃうかも?

FW選びのポイント!FWはヘッドを横から見てみよう!

平べったいヘッドほど球が高く上がります
薄くてうしろに長いヘッドほど、打ち出し角(インパクト直後に打球が上がっていく角度)が大きくなるので、ビギナーにとってはやさしい

アイアンは明らかにヘッド形状が違うので、ツアーモデルのマッスルバック、ビギナーやアベレージ向けの大型キャビティなど、「どんな人向きのモデルか」がすぐにわかります。しかし、FWのヘッドは大差がないので、どのレベルの人向けなのか判断が難しいですよね。

じつはこれ、ヘッドを横から見るとわかりやすいので、「G425MAX」をヨコから見ると、薄めで平べったい形状をしています。これは重心が深いため、ビギナーでも高弾道がヘッド。

一方「エピックスピード」のようにヘッドに高さがある形状は、中弾道で強いボールが打ちやすい。中・上級者が好む、操作性高いヘッドだと判断できます。

ビギナーでも高弾道で飛ぶ

ヘッドサイズ大≫深重心

平べったい形状は重心も低いので、払い打ちでも打球が高く上がってくれる

中・上級者がグリーンを狙いやすい

ヘッドサイズ小≫浅重心

重心が高めなので入射角が鋭角気味でもOK。ダウンブローで打てる中・上級者と相性がいい

UT選びのポイント!シャフト軸より刃がどのくらい出ている?

FP値が大きいのはダフリにも強いです
傾向としてはFP値が大きいヘッドほど、ソール幅が広くなるのでダフリのミスに強くなる

UTは、FWに近いタイプとアイアンに近いタイプがありますが、そのどちらが好みかで選んでいいと思います。性能を見極めたければ、FP(フェースプログレッション)値をチェック。シャフトの軸線上から刃(リーディングエッジ)がどのくらい前に出ているかを見てください。

FP値が大きい出っ刃のヘッドはウッドに近い性能で、打球が上がりやすく、飛距離も出るのが利点。FP値が小さいヘッドはグースネックのアイアンに近い顔で、ライン出しをしたり、球筋を操作しやすい。コントロールしたい、中・上級者に合うタイプです。

FPって何?
FP値とは、シャフトの中心線とリーディングエッジが、どれくらい離れているかを示す数値。その度合いによって「出っ刃」や「ストレートネック」とも呼ばれる」

FP大≫ウッド感覚でやさしさ重視

FP値が大きくなると、ウッドの顔に近い。高弾道でキャリーをかせげるやさしさをもっている

FP小≫アイアン感覚で操作性が高い

リーディングエッジがあまり前に出ていないヘッドはアイアンのように操作性が高いのが長所

いかがでしたか? ぜひ、FW・UTの選び方を参考にしてください!

レッスン=土手陸
●どて・たいら/1991年生まれ。24歳でゴルフをはじめる。東京・三鷹市の「東京ゴルフスタジオ」のコーチ兼クラフトマン。京都でも「ゴルフギアベースD-up」の代表を務め、スイングからクラブまで幅広い知識をもつ“西のカリスマフィッター” 。

構成=野中真一、編集部
写真=中野義昌
協力=南総カントリークラブ

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