このライはFWで打てる…?うまくミートできる打ち方を解説

FW(フェアウェイウッド)が苦手なゴルファーって多いですよね。ドライバーやアイアンはうまく打てるのに、なぜFW だけ上達しないのか?その答えを見つけました!

スコアメイクは結果がすべて。FW だけ特別な打ち方をしてもいいんです!“FW 専用スイング” で打てば、遠くのグリーンに簡単に乗る。パーやバーディを獲るチャンスが広がりますよ!

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クラブを短く持ちグリップを強めに握っておこう

FW専用スイングの肝となる「ちょいアッパー」を
少し強めたアッパーブローでボールをとらえて打ち出し角を高くして飛ばす

「ライの見極め」で説明したとおり、ボールがラフに3分の1以上沈んでいたらFWは使えませんが、ボールが浮いた状態でしたらFWでもOKです。

ラフの芝にボールが浮いた状態ならFWも使える。
低くティーアップしたボールを打つのと似た状況なのでやさしい

それでもインパクト時に芝の抵抗を受けますから、クラブを短めに持ったらグリップを強めに握り、芝に負けないようにしてください。

スイングはアッパーブローで。インパクト時にロフトを少し増やすイメージで打ってください。

鋭角な入射角で打ち込むと、ボールの打ち出しが低くなり、芝の抵抗を大きく受けてしまうので飛ばない

ティーインググランドは平らとはかぎらない

FWは、長いパー3や方向性と飛距離をコントロールしたいティーショットでも使います。ボールをティーアップできるのでやさしいライになりますが、ティーアップするエリアに注意。

傾斜がない平坦なところ、ティーアップするとしても芝が薄くないところを選んでください。目的は狙った方向にボールを運ぶことで、飛距離を欲ばる必要はありません。

ティーマークのギリギリ近くではなく、後方まで下がっていいライにティーアップしましょう。

ティーイングエリア上の平らで芝が生えそろっている場所にティーアップする

ティーイングエリアは平らとはかぎらず、小さな傾斜や地面に凹凸がある。傾斜の説明で前述したように、ゆるやかな傾斜でも違和感があるとミスしてしまうので、足場のいいライを見つけてセットアップしよう

ティーアップの高さは5ミリくらい。高くしすぎないように注意

いかがでしたか? 吉本プロの解説を参考にして、FW上達に向けたレッスンをしてみてください。

レッスン=吉本巧
● よしもと・たくみ/1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で米国フロリダに渡り、2000年に米国でプロの資格を取得。現在は主宰する銀座ゴルフアカデミーで、多くのアマチュアをレッスン。

構成=三代 崇 
写真=中野義昌
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)

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