アプローチのダフリ・トップを直すコツ4選!チェックすべきは“構え”から!
ショットが不調でグリーンを外しても、アプローチが寄ってパットが入るとスコアは崩れない。
50ヤード以内からボギーを減らしてパーを増やす」をテーマに最先端の理論や技術を学んだ新進気鋭の若手コーチたちが〝ピンに寄る〞と〝カップに入る〞とっておきの技を披露!
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森山 錬
●もりやま・れん/1996年生まれ、東京都出身。ジュニア時代から選手として活躍。19年から指導者の道を進み、レッスン活動を行なうアイデアマンのコーチ。7月に自身のスタジオ「Futako Golf Club」を東京都・二子玉川にオープン予定。
アプローチの悩み「ダフリもトップも出るお悩み」へレッスン
寄せ技01:右腕を内側に絞って構える
まずは、アプローチで多い悩みといえばダフリでしょう。トップとは紙一重なので、どちらのミスも出てしまう…… 。そんな人はアドレスをチェックしてください。
ダフリ・トップが頻繁に出る人の多くは右腕がルーズ。器用に動かせる反面「動きすぎ」によってスイングの最下点がボールより右にきてしまうからダフってしまうのです。
この右腕の悪さを直すのは簡単です。クラブを握る前に右上腕を内側に絞るように外旋する。すると、右ヒジが体に近づき右ワキが締まるのでスイング中に右腕が体から離れなくなる。
構えた位置にヘッドを正確に戻すことができますよ。
寄せ技02:ハンドファーストの形を自然に作る
スイングの最下点をボールの真下から先にするためにハンドファーストで構えますが、手を目標に出しすぎてしまうのはダフリの原因。右腕を内側に絞ると手が自然と目標方向に出て「ココが正しいハンドファーストの手の位置です」というのを教えてくれるのも利点です。
寄せ技03:クラブと体の一体感を高める
腕が離れないスイングは、クラブと体を同時に動かすことができるので手打ちの人にも効果的。また、クラブと体に一体感が出るとバックスイングとダウンスイングの再現性が高まり、スイング軌道も安定します。
寄せ技04:すくい打たずクリーンヒット!
右腕が体から離れると手首が使いやすくなるため、すくい打ちを誘発してしまう(×)。ボールをうまく拾いたい、高く上げたい気持ちはわかりますが、すくい打ちはミスヒットのもと。「右腕を絞る」構えとスイングでクリーンヒットしましょう!(○)
構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己
協力=日神グループ 平川CC、
取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
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