アイアンで弾道を自由自在に操作するコツ!男子プロがレッスン

100を切ったらそろそろ球の曲げ方を覚えたい。

スライス・フック、弾道の高低の操り方の基本と「できない理由」をしっかり学ぼう!

【関連記事】約10万円でタイで豪華ゴルフコンペに参加できる!2泊3日で2ラウンドのお得旅

基本はフェースは目標、体の向きは打ち出し方向に向ける

100を切ったら「ボールを操る」に挑戦してください!

まずはフックとスライスの打ち方の基本をお教えします。球を曲げるには、フェースは目標(ボールを止めたい方向)に向けたまま、フックならターゲットより右を、スライスなら左を向いて構え、スタンスなりにスイングします。

これによってフックの場合は目標方向に対して軌道がインサイド・アウトになり、その軌道に対してフェースがかぶって当たるので球が左に曲がります。反対にスライスの場合は目標方向に対してアウトサイド・イン軌道になり、その軌道に対してフェースが開いて当たるので球が右に曲がるというわけです。球を大きく曲げたいときほど、スタンスの向きを大きく変えます。

ポイントは、向きを変えてもスイングを変えず、スタンスなりに振り切ることです。

フックを打つ:スタンスなりの右方向に振る

目標よりも右を向いて構えたスタンスなりにスイングすることで、目標に対してインサイド・アウト軌道になり、その軌道に対してフェースが閉じて当たる。

フック・スライスの打ち方
ボールを中心に時計回りに移動
フェースは目標を向けたまま
正面から見るとボールが右に見えます

フェースを目標に向けたままボールを中心に時計回りに回り込むので、体と軌道に対してフェースはかぶる。

スライスを打つ:スタンスなりの左方向に振る

目標よりも左を向いて構え、そのスタンスなりにスイングすることで目標に対してアウトサイド・イン軌道になり、その軌道に対してフェースが開いて当たる。

ボールを中心に反時計回りに移動
フェースは目標を向けたまま
オープンスタンスでフェースが開いて見えます

フェースを目標に向けたままボールを中心に反時計回りに回り込む。体の向きに対してフェースは開く。

レッスン=重永亜斗夢
●しげなが・あとむ/1988年生まれ、熊本県出身。172cm、60kg。ゴルフの名門沖学園高校時代に「全国高校選手権春季大会」で優勝。その後日大を1年で中退してプロ転向。18年の「東建ホームメイトカップ」で初優勝をとげる。

構成=鈴木康介 
写真=中野義昌
協力=石岡ウエストゴルフクラブ

【あわせて読みたい】

「パラダイム Ai SMOKE」4種を解説!10ヤード以上飛距離が伸びたってマジ…!?

「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

関連記事一覧