桑木志帆、新シャフトに変えて初優勝!注目の1本を専門家が試打解説
先日行われたJLPGAツアー「資生堂レディス」でレギュラーツアー初優勝を果たした桑木志帆プロ。彼女が使用していたドライバー、3Wシャフトが三菱ケミカルの「ディアマナ BB(53・S)」。
「ディアマナ BB」は9月に発売になる最新シャフトで早くも注目を集めています。そこで、クラブコーディネーターの鹿又芳典がいち早く試打解説!
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20周年でディアマナ第6世代へ
2004年の誕生から、今年で20周年を迎えた「ディアマナ」。今年1月にディアマナ第6世代の1作目として「WB」が発売されましたが、それに続いて9月に発売予定なのが「BB」。
40g台から80g台まで21種類のラインナップで、40g台だけでもR2からXまで5つのフレックスがあります。ブルーのカラーリングを見てもわかるとおり、系統としては「青マナ」です。
青マナの特徴でもある中元調子で滑らかなしなり戻りを継承しつつ、先端部分のねじれ剛性が高くなっていて、大慣性モーメントのヘッドとの相性もいいでしょう。
「ディアマナ」は、世界のトッププレーヤーが使ってきたシャフトなので方向性のよさが魅力でしたが、新作の「BB」はハーフウェイダウン以降に強靭なムチのような弾き感があって飛距離性能が高い。
それでいて左に飛ばない。第一印象としては「今年の青マナは飛ぶ!」と思いました。
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール
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