クロスバンカーの簡単な脱出方法とは?ボールを確実にミートする打ち方

クラブの進化により、ライへの対応の仕方も変わると話すのは理論派コーチである山形陵馬プロ。

今回のレッスンでは、今どきのクラブの機能や特徴を活かした打ち方で、クロスバンカーの攻略方法を解説します!

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アイアンも低重心化レベルブローで確実にミート

クロスバンカーやベアグラウンドなど、砂や地面に極力触れずにボールだけをヒットして飛ばしたいライは打ち込まず、ゆるやかな入射角で払い打つのが令和式。これもアイアンの低重心化によるメリットで、多少トップめでもボールが高く上がってくれます。

ゆるやかな入射角でヘッドを低く動かすと、ボールよりも先に地面に触れてしまいそうですが、右腕の長さに気をつければ大丈夫!右ヒジの角度を120度以内にしてインパクトしてください。

「芯が広がりましたが、とくに下めヒットのトップめでも球が上がりやすくなったことで打ち方が変わりました」(山形)

平成までのセオリー「球を右に寄せて打ち込む」

球位置を右に寄せて鋭角にヘッドを入れる。砂に触れず、ボールを直接ヒットするためのセオリーだが、点でとらえるインパクトは少しズレてしまうと大ダフリやトップが出やすいデメリットもある。

トップでたたんだ右ヒジを右ワキ腹につけるように振り下ろしてインパクトすると、ボールを直接、真横から打てる。

右ヒジが伸びるとヘッドがボールの手前に落ちてしまう。

ベアグラウンドも同じ対応テクで脱出!

いかがでしたか。山形プロのレッスンをぜひ参考にしてください。

レッスン=山形陵馬
● やまがた・りょうま/ジュニア時代から活躍し、2010年にプロ入り。ミニツアー優勝などの実績を重ね、現在は東京・麻布の「FIVE ELEMENTS」でレッスンを行なっている。

協力=船橋カントリークラブ

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