
ショートパットが入りまくる“グリップ”とは?握り方を堀川未来夢が徹底解説
トーナメントで優勝したプロが「パターが入ってくれました」とコメントしているのをよく聞く。これは、バーディを奪い、ボギー以上を叩かないためには、いかにパットが大事かということ。
パットが上達すれば、アマチュアなら10打縮めるのも夢ではありません!
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フェースのブレをシャットアウト!グリップの側面に圧をかけて握る

ヨコから圧をかけて握るのが堀川流
僕はショートパットとロングパットで、意識することを変えています。ロングパットはとにかくタテの距離が合うことを意識する。距離感さえ合えば、方向はカップから数十センチくらいズレても気にしません。ショートパットは反対に方向がズレないことを強く意識します。カップインを狙う距離なので、カップ方向やラインから少しでもズレてしまうと入りませんから。

手のひらや指の腹がグリップの側面に当たっているか確認してから握ろう
方向性は、グリップの握り方で上げることができます。パターのグリップは円形ではなく、側面が平らになっていますよね。その面を手のひらや指の腹で横方向からプレッシャー(圧)をかけて握る。すると、ストローク中のフェース向きを感じやすくなるのでズレを防ぐことができます。

グリップの側面に圧がかかるように握ると、パターを片手で持って振ってもフェース向きが安定する。両手で握って圧をかければ、さらに向きがズレにくくなる!
また、ショートパットは強く打たないので、インパクトでボールが当たってもフェース向きがズレないと思っている人が多いでしょう。しかし、厳密にいえばズレます!グリップのヨコから圧をかける握り方は、そのズレを防ぐ効果もあるるんですよ。
いかがでしたか? このレッスンを参考に練習してみてくださいね。

堀川未来夢
●ほりかわ・みくむ/1992年生まれ、神奈川県出身。176cm。84㎏。21年は日本ゴルフツアー選手権で8位タイ。クレバーなプレースタイルが武器の理論派プロ。Wave Energy所属。
構成=小山俊正、野中真一、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己
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