自分のゴルフライフを作るには、他人を気にしないこと!

ハローエブリバディ! 今月はゴルフライフについて。ゴルフを始めたきっかけが何かによって、そのあとのゴルフライフは変わっていく。

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ゴルフライフ>>自分で作っていくもの

日本の場合、始めた時期は大きく3つに分けられる。

・ジュニアで始めた人
・会社員で始めた人
・中高年になって健康のために始めた人

ジュニアでゴルフを始めた子どもは、親がプロゴルファーにさせたいとか、子ども自らがプロになりたいという理由が多いと思う。

今、野球業界では、大谷翔平選手の活躍で、子どもの野球人口がすごく増えているが、ゴルフでも石川遼選手や宮里藍選手を見て始めた遼チルドレンや宮里チルドレンがいる。

アメリカでは、タイガーチルドレンと呼ばれる選手たちがツアーを席巻している。ジュニアでゴルフを始めるとそんなプロに憧れてプロを目指す子も多い。

ジュニアではなく、社会人になってゴルフを始めた人は、上司に誘われたり、会社のコンペに出るため、仕事の接待のためなど、自分の意思でスタートしているわけではない人もいるだろう。

中高年で始めた人は、ゴルフは生涯スポーツで誰でもできるから、歩くと健康にいいからという理由の人も多いと思う。

そこで問いたいのは、「あなたのゴルフライフはどうなのか」ということ。メディアは「ゴルフは生涯スポーツです」「エイジシュートを目標にしましょう」とかいっているが、どんな目標でもいいのだ。

始めた年齢や理由によって使うゴルフ場や回る人などすべてが変わってくる。ジュニアや学生ならセルフで安いゴルフ場で練習とラウンド数をこなしたり、社会人で始めた人はちょっといいゴルフ場でキャディ付きで仕事関係の人とプレーをしたり。

ゴルフスタイルもゴルフライフも変わってくる。それを受け入れてくれるのがゴルフだ。

ゴルフライフは自分で作っていくもの。誰かがこうしているからこうしようではなく、自分のゴルフライフを1ページずつ自分で作っていってほしい。誰と回るか、どれだけお金をかけるか、プレーできなくてもゴルフの本や雑誌を読んだり、試合観戦を楽しむ。ほかの人のゴルフライフなんて気にしなくていい。

年初めだからこそ、自分のゴルフライフについてどうしていくかを考えてもらいたい。もしまだゴルフを始めていない人でこのコラムが目に入ったら、自分のゴルフライフをスタートしてみてはいかがだろうか。

いかがでしたか? 今一度、ゴルフを始めたきっかけを見直して、自分らしいゴルフプレーに専念してくださいね。

タケ小山
●小山武明(こやま・たけあき)/1964年生まれ、東京都出身。プロゴルファー、ゴルフ解説者。テレビ「サンデーモーニング」(TBS)、ラジオ「Green Jacket」(InterFM897)ほか、多数メディアで活躍。

イラスト=北沢夕芸

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