スコアアップには“UT”と“ウェッジ”を見直すべき!上級者おすすめの2本を紹介
スコアアップ、スコアメイクのためによりよい道具を使う。また、クラブを選ぶこともゴルフの楽しみのひとつだが、14本のクラブセットを決めるうえでもっとも悩ましいのが〝ユーティリティ〞と〝ウエッジ〞だろう。
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Q:UTとウエッジにどんなクラブを入れる?
ウッドとアイアンは、自分のレベルやスコアに合わせてすんなり決まりやすいが、たとえば200ヤード前後の長い距離を打つユーティリティとグリーンまわりのさまざまなライから打つウエッジは腕前よりも「やさしいものを求める人」もいれば「ボールコントロール性が高いものを好む人」もいるなど、モデル選びの幅が広がってくる。
A:やさしくも精悍なモデルがオススメ!
じつは、そのどちらの特徴や性能も兼ね備え、アスリートもアベレージゴルファーも満足できるモデルがロイヤルコレクションにはある! 〝TM-X ユーティリティ〞と〝BB ウエッジ〞は、シンプルな状況では簡単確実に、コースマネジメントを要する際やトラブル時には難しい状況をクリアする1打が打てるスグレモノ。
その両モデルをふたりのプレーヤーに、コース試打で堪能してもらった。
推奨モデル
ロイヤルコレクションBB ウエッジ
SPEC
●素材/軟鉄鋳造(8620)●ロフト角(バンス角)/46(8)、48(8)、50(9)、52(9)、54(9)、56(12)、58(12)、60度(12度)●重さ/447g(56~60度・N.S.PRO 950GH neo)●シャフト/N.S.PRO 950GH neo・S、ダイナミックゴールド・S200●価格/2万8600円~
推奨モデル
ロイヤルコレクションTM-X ユーティリティ
SPEC
●素材/クラウン: カーボン、フェ-ス:HT1770M、ボディ:17-4ph鋳造、ソール:アルミプレート搭載●ロフト角(番手)/18(U2)、21(U3)、24度(U4)●ヘッド体積/108cc(U2)●重さ/345g(U2・フレックスS)●シャフト(フレックス)/Royal Collection TT-5(R、SR、S)●価格/5万3900円
ツアー選手の視点からインプレッション
樋口貴洸
●ひぐち・よしひろ/1997年生まれ、埼玉県出身。JGTOツアーメンバー。ツアー出場を目指しながら東京都港区の「Golf&Fitness Point芝浦」でアマチュアを指導する理論派。
TM-X UT impression
高く上がってくれて飛距離も伸びる!
左に飛んでしまう怖さもゼロ!
ロフト21度のU3を打ちましたが、僕が使っている19度のUTよりも飛ぶ! 球の高さもしっかり上がってくれるので、単に飛ぶだけでなく“飛んでグリーンに止められる”UTです。真っ黒で引き締まっていて、フェースがかぶっていないヘッドもいいですね。
かぶっていないフェース向きどおりにストレートとフェードが打ちやすい。その逆のドローは、ボールをつかまえにいってもミスになるほど左へ飛ぶことが皆無。安心してグリーンを狙っていけます!
BB WEDGE impression
フィーリング面とライへの対応力は100点満点!
打音も打感もよくて、芯を感じられるソリッドな感触は全ゴルファーが満足するフィーリングでしょう。ソールの溝の工夫は確実に効果を感じますね。基本的にヘッドはどんなライでも刃から入れたいのですが、いいライはもちろん、薄いライでもぬかるんだライでも刺さらずにヘッドがきれいに抜けてくれてフォローが出るから、思いどおりの球筋の打ち分けができました。
「溝の間にさらに細い溝が入っていてスピン性能も高い。溝を噛んでフェースに乗る感覚が気持ちよかったです」
「バンカーからもいい! このソールは砂でも芝でもフェースを開かずに使うといいですね。球を拾って高く上げてくれます」
ギアマニアの視点からインプレッション
今田駿作
●いまだ・しゅんさく/1988年生まれ、東京都出身。新旧クラブの知識が驚くほど豊富。クラブ収集家としての一面もあり、自宅には1万本近いクラブと工房をもっているギアマニア。
TM-X UT impression
打ち込んでよし! 払い打ってもよし! の「アダムス型」
フェース形状がアイアンぽいいわゆる「アダムス型」は、打ち込んでも、払い打ってもよしな点が長所。カーボンクラウンにより打音の大人しさを引き立たせ、フェース下部と左右の打点は、ロイコレならではの“キャビティソール”にアルミプレートを用いて剛性を高めつつ、そのアルミプレートの下にはアスナーシートを装着し、インパクト時のムダな振動を吸収して、ダイレクトで心地よい打感が得られます。
最新の技術と素材を活かし、アスリートライクでありながら決してハードなモデルではなく、アベレージゴルファーが求めるやさしさまで兼備していますね。
BB WEDGE impression
特徴的なソールはフルショットでもアプローチでも刺さらない!
フェース側に溝を設けた特徴的なソール形状と大きめのバンスにより、インパクト時にロフトが立ち、エッジがシャープなのに刺さりにくくてダフリに強い! 安心して打ち込めるので、アプローチが苦手だけどお助けウエッジは使いたくないゴルファーにオススメです。刺さらず抜けのよいソールはグリーンまわりで使う56から60度だけでなく、フルショットして距離を合わせる46から54度のローロフトも◎。複数組み合わせて使いたいです。
最大高さ6ミリの溝をもつバックバンスソール。「ダフリを感じさせない抜けのよさはミスを軽減するだけでなく、小技を多用する熟練度の高いゴルファーも十分満足できる完成度になっています」
これを機にUTとウエッジを見直してみてはいかがでしょう。
●商品の問い合わせ/ロイヤルコレクション info@royalcollection.co.jp
写真=田中宏幸
協力=サザンヤードCC
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