2024年“大ヒット”するアイアンはコレか…!? 専門家が話すその理由とは?
やさしい、飛ぶ、高く上がるなど、モデルが多種多様化しているアイアンはどれを選んだらいいのか心底悩む……。そこで、まずは編集部が気になるアイアンを絞って、ギアのご意見番・鹿又芳典に試打を依頼。鹿又に加え、タイプの違う2名のアマチュアのコメントを、ニューアイアン購入の決め手にしよう!
今回は鹿又が特に注目のアイアンだというキャロウェイの「X フォージド」アイアンをご紹介します。
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
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2024年アイアンの主役はコレか!?
原点回帰で軟鉄単一構造に
3年ぶりにリニューアルされた「X フォージド」シリーズは、すごく日本人好みの軟鉄鍛造アイアンになりましたね。前作の「X フォージド CB」は複合素材でしたが、2024年モデルは原点回帰で軟鉄単一素材に戻しました。だから、打感がすごくよくなり、この打感は日本人が1番好きなフィーリングだと思います。
両モデルとも決して難しいアイアンではなく、ロフトもあるので打球が上がりますし、昔の「X フォージド」に比べるとミスヒットにも強い。中級者以上のゴルファーにとってはやさしい軟鉄鍛造アイアンなので、今年、大ヒットしそうな予感がします。
「1番変わったのはソール形状。3面体のような形状(トライレベル・ソールデザイン)になって抜けが抜群によくなりました」(鹿又)
キャロウェイ X フォージド
鹿又Check:伝統的な「X フォージド」の形。打感が圧倒的にやわらかくなった
アドレスしたときの雰囲気は最近のX フォージドではなく、昔のX フォージドを彷彿させる伝統的な形状。驚いたのは打感。まさに純粋無垢な軟鉄鍛造のフィーリングでフェースにボールがしっかり乗ってくれます。ゴルフ歴が長い人にとっては懐かしい打感です。これはアスリートゴルファーにハマると思います。
編集M:構えても打っても気持ちいい~
顔や打感などフィーリング面は文句のつけようナシ! 中級者以上だったら十分使いこなせるし、飛距離も出ます。
ライターN:昔のX フォージドより簡単!
軟鉄鍛造アイアンでヘッドもコンパクトですが、意外と打ちやすい。昔のXフォージドよりあきらかに簡単です。
キャロウェイ X フォージド スター
鹿又Check:日本人好みのチョイ飛び系。前作よりもスマートに!
7番のロフトが29度のX フォージド スターも決してヘッドサイズは大きくなくて、前作よりも小振りでスマートになりました。打感はやわらかいですが、しっかりボールを押してくれるので飛距離も出る。ソール幅は少し広めですが、抜けのいいソール形状。日本人が好きな飛び系ですね。
編集M:球のつかまりがよくなる
球のつかまりがよくなるのがスタンダードのX フォージドとの大きな違い。右へのミスが出がちならこちらを!
ライターN:タテの距離感が安定する
X フォージド スターも打感はGOOD! ミスヒットしても飛距離のロスが少ないのでタテ距離が安定します。
いかがでしたか? 3年ぶりにリニューアルされた「X フォージド」シリーズをぜひ、手に取ってみてください!
構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール
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