鈴木愛の“パター練習法”を紹介!ボールの真芯を打ち抜く秘訣とは…?
国内女子ツアー「土佐カントリークラブ」の第3ラウンドが3月9日に行われ、単独首位を走っている鈴木愛プロ。ツアー通算19勝目に王手をかけていて、最終日のラウンドが気になるところ。
今回は、そんな絶好調の鈴木プロのパターの練習法を紹介する。
【関連記事】318ヤード飛んだ!岩隈久志、鈴木愛が「G430 MAX 10K」を試打
パッティングはスティック2本ティー1本でアドレスもストロークもよくなる!
平らなところにスティック2本(クラブでもOK)を並べて、ボールから1メートルくらい先にティーを刺し、そのティーに当てる練習をしています。これはきちんと真っすぐ打つためのドリルですが、そのために必要なスクエアなアドレスや正しいストロークを同時にチェックできます。どこでもできる練習法なので超オススメですよ!
「ティーの真芯」に当てる
打球が「ティーの真芯」をヒットするのも、完璧な真っすぐが打てた証拠になります。練習グリーンではティーを刺しますが、小さい物を置くのもOK。カップより小さい目標に当てるシビアな練習は、正確性をより上げる。本番ではカップが大きく見える効果もあります。
スティックを参考にスクエアな構えを作る
ターゲット(ティー)に向かってスティックを並べているので、それに合わせて体やスタンス、フェースの向きをスクエアにする。ストロークもスティックのラインを参考にすれば、正しい軌道を意識したり、インやアウトにズレていないかのチェックができます。
スティックの間のど真ん中を転がす
打球は2本のスティックの間のど真ん中を通す。スティックの幅内を通ればOKではなく、左右に1ミリもズレないように転がします。
特別な道具がいらいない一石四鳥のドリル!
さすがは今季もパッティングのスタッツ2部門で上位にいる愛ちゃんのドリル。スティック(またはシャフト)とティーは誰でももっているし、このドリルだけでアドレス、ストローク、ボールのタッチや方向性までよくなって一石四鳥!
今すぐできるパッティング練習法です!
いかがでしたか? パッティングにお悩みの方はぜひ実践してみてください。
鈴木愛
●すずき・あい/1994年生まれ、徳島県出身。今季は北海道meijiカップで優勝し、ツアー通算18勝。17、19年には賞金女王を獲得したパットの名手。セールスフォース所属。
【あわせて読みたい】
「パラダイム Ai SMOKE」4種を解説!10ヤード以上飛距離が伸びたってマジ…!?
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説