パットの転がりが良くなる構えはどっち…?トッププロが徹底解説!
ツアープロは多彩な技を駆使してバーディチャンスを作り出したり大叩きしそうなピンチを回避している。そんな「これぞプロテク!」という秘技を紹介。「プロの技だから僕らがマネするのは無理?」なんてことはない。もちろん、打ち方もしっかり教わってきた!
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ハンドファーストに打つのが苦手な人にオススメ
パットもショットと同様、ハンドファーストに構えて上からバチンと打ったほうが強い球になりますが、僕はこの打ち方が苦手で距離感が合わない。そこで、手を中に入れて、ほんの少しハンドレイトに構えるようにしました。こうしてパターのロフト角を確保すると、インパクトでフェースに球が乗る。この感覚がとても重要で、繊細なタッチを生み出す秘けつ。そしてフォローを大きく出していけば、球の転がりがよくなり、距離感が合います。
左右対称の振り幅は意識しない
テークバックよりフォローを大きくする。「僕はクロスハンドですが、通常の握り方でも考え方や打ち方は同じです」(植竹)
ややハンドレイトに構えるのが植竹流
ボールの真上に左手がくるように手を中に入れて、ほんの少しハンドレイトにする
フェースに球を乗せる
球がフェースにくっついている感覚があるという植竹。ロフト角を確保し、フェースに球を乗せることで、繊細なタッチが出せる
軸を保ってフォローを大きく出す
真っすぐな軸を保ちながらヘッドを低く長く出すと、球の転がりがよくなる
体が傾くほど振り上げるのはNG
パターを下から上に振り上げてしまうと、真芯に当たらず、球のつかまりが悪くなるので注意しよう
いかがでしたか? 植竹プロのテクニックや体の傾きを意識して練習を行ってみてください。
植竹勇太
●うえたけ・ゆうた/1995年生まれ、北海道出身。163㎝、63㎏。正確無比なショットに定評があり、22年にはフェアウェイキープ率2位(68.43%)を記録。今季はジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ3位。セガサミーホールディングス所属。
構成=鈴木康介、小山俊正
写真=田中宏幸、相田克己
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