パットの「ライ角」に再注目!大切なのはライ角どおりのインパクト!
今回は、2023年度に掲載したレッスン記事のなかから、とくによかった記事を編集部員が厳選してお届けする「2023ベストレッスン」。今年もスコアアップに役立つ至極の上達法が集まりました!
【関連記事】318ヤード飛んだ!岩隈久志、鈴木愛が「G430 MAX 10K」を試打
ライ角どおりに打てているか、も重要!「押し出してしまう」はアップライトに、「引っかけてしまう」はフラットに調整
パターのライ角はとても大事です。ソールを地面にピタっとつけることで、パターが正しいアドレスをナビゲートしてくれる。ライ角どおり振ったり打つことは、真っすぐ打ち出すポイントにもなります。
しかし、ライ角を逆手にとって方向性を上げることもできます。今回、標準的なライ角の70度から、プラス4度(アップライト)とマイナス4度(フラット)に調整したパターをアドレスとストロークを変えずに打ってみましたが、目標よりもアップライトは左に、フラットは右に出る。これを利用すると、打球が右へ出る傾向がある人はアップライト、左へ出る傾向がある人はフラットにすると、狙ったラインに真っすぐ打ち出せます。
フェースの向きが変わりやすい!トゥが浮く(アップライト)と左、ヒールが浮く(フラット)と右を向く
アドレスを変えずにライ角のみを変えたパターを構えると、アップライトはトゥが浮き、フェースは左を。フラットはヒールが浮いてフェースは右を向きます。このフェース向きをスクエアに向けて構えてもいいですが、肝心なのは「インパクト時」です。
スクエアに構えても、インパクト時にヒールやトゥが浮いてしまう人が多く、これではそもそものライ角も、調整したライ角の意味もなくなってしまうので「ライ角どおりに打つ」のも大切です。インパクト時のライ角がどうなっているかは、ボールの近くにスマホを置いて撮影すれば、簡単にチェックできますよ。
「ライ角」は今年のパット界の流行語!?
編集部コメント
今回、ベストレッスンをセレクトしていて、パットのレッスンでもパター選びでも「ライ角」という文字がたくさん出てきました。昔からいわれてきたことですが、近ごろ改めて重要視されている感じがする。たしかに大川コーチが解説しているとおり、ライ角が合っていないと狙ったところに打てませんよね。なので、この記事もベストレッスンです!
いかがでしたか? ライ角を意識して、ライ角通りに打つようにしてみましょう。
大川夏樹
【あわせて読みたい】
「パラダイム Ai SMOKE」4種を解説!10ヤード以上飛距離が伸びたってマジ…!?
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説