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菅沼菜々の愛用パターを紹介!約2年前からセンターシャフトに…?

長年、プロのセッティングを見てきた鹿又だが、「今年優勝している女子プロのセッティングは劇的に変わった」と語る。何が変わったのか?

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3人で6勝している大貢献パターがある!

今年優勝した選手のパターに注目すると、オーソドックスなブレード型を使う選手が減り、マレット型を使う選手が増えました。マレット型のなかでもとくに使用者が多いのは超大型マレットではなくて、重心が浅めで操作性のいいマレット型。典型的なのが山下美夢有選手、穴井詩選手、菊地絵理香選手が使っている「ホワイトホットOG2ボールブレード」です。このパターはブレードと2ボールを融合した形状になっていて、今季の女子ツアーでは3選手で計6勝をあげています。

また、岩井明愛選手が使う「スパイダーX」もネックがショートスラントになっているので操作性が高い。ミスヒットに強いマレット型に、ブレード型のメリットである操作性を融合したパターは、今後も女子ツアーのトレンドになるでしょう。

岩井明愛 ローリー・マキロイと同じパターにして3勝!

テーラーメイド スパイダーX カッパーホワイトスモール

プロデビュー直後はブレード型を使っていたが、昨年9月以降、ローリー・マキロイに憧れて同じ形状(カラーリングは異なる)のパターを使いはじめると、そのパターで3勝をマークしている。

穴井詩 昨年は5回パターを替えたが今年は?

オデッセイ ホワイトホットOG 2-BALL BLADE

以前はオデッセイの「EXOセブン」などを使っていたが、昨年は1シーズンに5本のパターを使用。最近は「2-BALL BLADE」がエースパターになっている。

小祝さくら 4月から投入したトライビームの角型

オデッセイ トライビーム ♯7

昔からマレット型パターで結果を出してきた小祝だが、今年4月からホーゼルネックの「トライビーム♯7」を投入。特徴は浅重心設計で、ソールの前方部分にタングステンを内蔵している。

菅沼菜々 約2年前からピンのセンターシャフトに

ピン 2021 タインC

パターは約2年前からピンの2021年モデルを使用。センターシャフトタイプの「ピン2021 タインC」で、長さは33インチと少し短めにしている。

いかがでしたか? マレット型パターについてご紹介でした。ぜひ参考にしてみてください。

解説=鹿又芳典

●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=ゲーリー小林
撮影トーナメント=ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン

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