石川遼のドライバーから学ぶ!飛距離の出るインパクトの作り方とは?

今回は2023年に好評だったレッスンの中から、ドライバーの「インパクト」に注目して紹介します。

自分でイメージしているインパクトは、本当に合っていますか?

石川遼プロと藤田さいきプロの写真を参考に、インパクトの形を学んでいきましょう。

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飛球線後方から背中とお尻の左側が見える
→体を正面よりも目標に向けたインパクトは飛ぶ!

フィジカルや回転力が強い男子プロだと、背中とお尻の全体が飛球線後方を向く。
アマチュアはここまで向かなくても、背中とお尻の左側が見えるように回転しよう
石川遼

飛ばすためには、やはりインパクトが重要です。スイングを飛球線後方から撮影し、インパクトをチェック。背中とお尻の左側が見えていない形は回転不足です。

自分では回転しているつもりでも回っていない人は、左サイドがポイント。左肩と腰の左側を積極的に大きく回してください。

左サイドをうしろに回す

左肩と腰の左側をうしろに動かすと、インパクトで背中とお尻の左側が見えるようになる

37歳のベテランになり「体が固くなってきた」といいつつも、左サイドをしっかり動かしたスイングで、今季の平均飛距離は250ヤード近く飛ばす。

藤田さいき

体重は左足カカト側に乗せる

左サイドをうしろに動かすので、体重は左カカトに乗るのが○。「プロはフィニッシュでバランスが崩れたとしても、のけ反るか背中側によろけるのは左カカトに体重が乗っているから。回転不足で飛ばないアマチュアはツマ先体重になっているので、正面に倒れることが多いですね(×)」(吉本)

編集部コメント
「形」から入って、マネていいんです!

力がなくても250ヤード飛ぶ「強く」「速く」振れる形を作る、がテーマの回。ボールをヒットするタイミングでどんな形を作れば飛ぶのか? 「体は正面よりも目標側」「背中とお尻の左側はうしろ」を向ける形は、スイング中、容易にイメージできるし、実際に作りやすくて飛距離が伸びました!

インパクトの形はイメージできましたか。自分のインパクトがどのように迎えているのか、ぜひプロの形と見比べてみてください。

レッスン=吉本 巧

●よしもと・たくみ/1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で米国フロリダに渡り、2000年に米国でプロの資格を取得。現在は、東京都の表参道ゴルフアカデミーで多くのアマチュアをレッスンしている。

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