飛ばない理由はお尻にあった…!? 飛距離を簡単に伸ばす方法をプロが解説
測定器で自分の弾道のさまざまなデータを知る。それを最近はゴルフショップや練習場などで手軽に測れるようになったが、そのデータを活用していますか?
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お尻が前に出るからカット軌道になってしまう
最近のドライバーは低スピン化されていますが、それでも【バックスピン】が3500回転以上で【ミート率】が低いタイプはカット軌道になっている可能性が高いです。カット軌道の原因は体が前に突っ込んでしまうので、腕の通り道がなくなってしまう。その結果、体から離れたところから腕を下ろすアウトサイド・イン軌道になってしまいます。
両足がツマ先体重になっている
両足ともツマ先体重になると、体が前に倒れてしまう。カカトが早く浮いてしまう人も要注意
お尻の位置を動かさないでインサイドアタック
それを解決するには、お尻を前に出さないでください。お尻をトップの位置にキープできれば、インサイドからヘッドが下りてくるスペースがあるのでボールを強くとらえられるようになります。
超クローズスタンスで打つ 練習がオススメ
練習では右足だけをうしろに引いたクローズスタンスでボールを打つと、お尻の位置を前に出さずにインサイドからヘッドを入れる軌道をマスターできる
お尻をうしろに引っ張る感覚
どうしてもお尻が前に出るタイプは、お尻を後方に引っ張る力を加えたままスイング。練習では壁に軽くお尻をつけて打つのも効果的
いかがでしたか? このレッスンを参考に、ミート率をあげていきましょう。
レッスン=永井直樹
●ながい・なおき/1996年生まれ、愛知県出身。17年の関東学生ゴルフ選手権で優勝。19年にはPGAプロテストに合格し、男子ツアーに出場。現在は目澤秀憲コーチに師事し、名古屋でレッスン活動を行なう。フリー。
構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸、ゲーリー小林
協力=豊洲ゴルフベース、
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン
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