純正より“カスタムシャフト”のほうがいい?シャフトの疑問を専門家が解説
クラブ選びもゴルフの楽しみのひとつ。でも、選んだクラブが合わなかったら楽しくないし、スコアもよくならない。1セット・14本、すべてのクラブを悩まず、絶対に後悔しない選び方をギアのご意見番たちが明答! そのクラブの見方や感じ方に、必ず「そうなの!?」と驚いたり「へ~」と感心するはずだ。
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Q、純正シャフトよりカスタムシャフトのほうがいい?
ピンの純正と三菱のテンセイの新作は、カタログスペックの表記は同じだが、似たタイプ?
A 純正=そのモデルの専用シャフト
そんなことありません。純正シャフトはそのモデルのメインターゲットに対してもっとも有効なものが装着されています。近ごろはカスタムの種類が豊富にありますが、まずは純正シャフトからテストしてほしい。それで足りないものや変化させたいことが明確にあれば、カスタムを選ぶという流れがオススメです(鹿又)
A フレックスも安易に比較してはいけない
純正は万人向けに作ってあり、カスタムはより個性的な味つけがしてあります。フレックスに関しては、純正とカスタムで同じ硬さを選ぶのは安易な選択。同じモデルのなかでのRやSR、Sの硬さやしなり方をチェックしましょう(石井)
Q、「共同開発モデル」ってベースのモデルと似た感じ?
A 似て非なるものだけど信頼感はある
違うといっていいと思います。狙いや思想は似ていますが、シャフトメーカーのアフターマーケット用のモデルのテクノロジーやノウハウを活かしつつ、そのヘッド用に新しく作ったシャフト。ベースとなったカスタムシャフトが合わなかったからダメ、という考えはもたなくていいです(鹿又)
いかがでしたか? シャフト選びを意識してみてください!
鹿又芳典
●かのまた・よしのり/小誌で20年近くギア企画を連載するクラブコーディネーター。大手メーカーから地クラブ系まで、年間1000本以上のクラブを試打している。
石井良介
●いしい・りょうすけ/PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファーだが、クラブへの斬新なコメントが好評を得ており、さまざまなメディアに出演する試打職人。
写真=相田克己、田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC
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