パターは“重い”か“軽い”、どっちがいい?専門家がわかりやすく回答!
クラブ選びもゴルフの楽しみのひとつ。でも、選んだクラブが合わなかったら楽しくないし、スコアもよくならない。1セット14本、すべてのクラブを悩まず、絶対に後悔しない選び方をギアのご意見番たちが明答! そのクラブの見方や感じ方に、必ず「そうなの!?」と驚いたり「へ~」と関心するはずだ。
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Q、パターは重さによって何が変わるの?
モデルによって結構変わる重さ。軽いパターに鉛を貼って重くするプロがいたりもするけど、重い・軽いで変わることは?
A、まずは自分のパターが何gか知っておく
球の転がり方が変わります。重いほうがよく転がりますが、それが100%長所にはなりません。インパクトをしっかり作っていくタイプだと予定より転がりすぎてしまう、というデメリットが起こる。軽いパターは操作性もいいので、インパクトを作りやすいのはメリットになります。重いパターがいいかは、ヘッドに鉛を20gくらい貼れば簡単にテストできます。その前に、まずは自分が使っているパターが何gなのかを知っておかないといけませんね(鹿又)
A、調子が悪くなったら軽いパターを
重いは感性を抑えられるのでオートマチックに振れる。軽いは感性を活かせる重さになる。これをパットの調子をよくするために利用することもできて、不調時に僕は逃がすような打ち方をしてしまうクセがあるので、軽いパターにしてしっかり打つストロークに修正しています(石井)
A、ビギナーは軽いパターから
ビギナーはまずは軽いパターから。パターも「振る」ということが大事なので、操作しやすい軽めで覚えてほしい。それから方向性が悪いのかタッチが合わないのか、自分のミスの傾向によって、弱点を補う重さを選んでください(今田)
いかがでしたか? パターの重さを把握しておき、状態によって重さを変更してみましょう!
石井良介
●いしい・りょうすけ/PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファーだが、クラブへの斬新なコメントが好評を得ており、さまざまなメディアに出演する試打職人。
鹿又芳典
●かのまた・よしのり/小誌で20年近くギア企画を連載するクラブコーディネーター。大手メーカーから地クラブ系まで、年間1000本以上のクラブを試打している。
今田駿作
●いまだ・しゅんさく/超がつくゴルフマニアで、新旧クラブの知識が豊富。クラブ収集家としての一面もあり、自宅には1万本を超えるクラブと工房をもっている。
写真=相田克己、田中宏幸協力=日神グループ 平川CC
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