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パイロットでプロゴルファー!? 異色の趣味を持つ女子プロゴルファーとは?

ニュースだけじゃ伝わらない米女子ツアー選手たちの魅力を毎月、現地からレポートします!

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ゴルフとセスナの共通点は自分でコントロールすること

Sophia Schubert ソフィア・シューベルト U.S.A.
●1996年生まれ、アメリカ出身。17年に「全米女子アマチュア選手権」で優勝し、22年からLPGAに昇格。22年には「アムンディエビアン選手権」で2位。今季は「ドバンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」で9位。

米ツアー2年目のソフィア・シューベルトの趣味は“パイロット”である。「以前から趣味を見つけたいと思っていたんです。ゴルフから完全に離れて、リフレッシュできる時間がほしい。仕事以外でも何か達成感を得ることは、自己肯定感につながるんじゃないか」そう思ったのが理由だとのこと。

趣味をもつのはいいとしても、それがパイロットというのはなかなか珍しい。「昨年、映画『トップガンマーヴェリック』を観に行ったことがきっかけです。映画を見たあと『私も飛んでみたいかも』と思っていたら父が背中を押してくれて。元々、親子でスターウォーズが好きだったし、操縦に憧れもあったっていうのも大きかったです」。そこで、パイロットの免許を取るために、米国テネシー州の自宅から約20分の距離にある飛行場へ通いはじめた。「ちょっと怖かったけど、すごく楽しかったです!」と、はじめてのレッスンを振り返る。免許の取得には、40時間の実技(そのうち10時間はインストラクター無しの単独飛行)と口頭試験がある。だが、ツアーで遠征生活が続くため、なかなかその時間の確保が難しい。「年内までに免許を取れたらいいなと思っていたのですが、もうちょっと時間がかかるかもしれません」と話すシューベルトの今の課題は着陸。「離陸はいいんですけど、着陸はまだ慣れなくて緊張します」。

レッスンは2人乗りのセスナ機に乗っているが、自家用ジェットにも興味をもつようになった。「昔、アーノルド・パーマーさんがプライベートジェットを操縦して、試合会場へ行っていたと聞いて『いつか、私もやってみたいな』と。フロリダやニューヨークなど米国内の近距離だったらできると思う。ただお金がかかるので、あくまで願望なんですけどね」。シューベルトは、ゴルフとパイロットの類似点に「自分でコントロールすること」をあげた。どちらもうまく操縦してほしい。

写真=南しずか
PHOTO&TEXT Shizuka MINAMI●みなみ・しずか/東京都出身。2009年より米女子ゴルフツアーを取材。ゴルフ雑誌や「ナンバー」「SportsIllustrated」などスポーツ誌に写真を提供。

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