山下美夢有が愛用する“距離測定器”は…!? 女子プロの多くが使用するタイプが判明
昨シーズンより、国内女子ツアーで使用がOKとなった距離計測器。女子プロやキャディたちは、どんなモデルを使っているのか気になるところ。使用状況をチェックしてみた!
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多くの女子プロがレーザータイプを使用
距離計測器は、海外の一部のメジャー大会でも使用が認められ、国内でもプレーファストを目的として昨年から使用が解禁された(※日本女子オープンゴルフ選手権とTOTOジャパンクラシックは除く)。
シーズン前半戦では、選手自身やキャディが距離計測器を使って距離を測る様子が多く見られた。距離計測器は、レーザーとGPSタイプがあるが、目標物に当てて手軽に計測できるレーザータイプの距離計が人気のようだ。GPSタイプも天候に左右されず正確な距離が出せるということで、とくに帯同のプロキャディたちが使用していた。
今季4勝しメルセデス・ランキング1位の山下美夢有や、双子プロとして活躍する岩井千怜などのランキング上位選手ももちろん距離計測器を使用。その活躍の陰には距離計測器の効果もあることは間違いなく、「選手とキャディで2台もち」の時代に突入しそうだ。(※選手の記録は7月20日現在のもの)
敏腕キャディは“GPS距離計測器”派!?
田渕豊キャディ
僕はレーザー、GPSウォッチ型とハンディ型を併用していますが、主にイーグルビジョン「NEXT2」を使用しています。レイアウト表示のハンディ型の長所は、レーザーが届かない、たとえばスタイミーになる木の裏やドッグレッグの先の距離まで測れること。また、ツアーではプレー日によってティーイングエリアの位置が前後することがありますが、NEXT2なら、ホールの総距離や目標までの距離が変わっても、残り何ヤードかがすぐにわかります。
森本真祐キャディ
レーザーとGPSのイーグルビジョン「NEXT2」を両方使用していますが、GPSはどんな天候でも正確な距離を知ることができるのが長所。スマホより小さく持ち運びしやすいので、練習ラウンドや本戦中も腰につけて携帯しています。機能や表示される距離で必ず確認するのは目標まで、そしてバックエッジ(グリーンの一番奥)です。何ヤードまで打ってもグリーンをこぼれないという情報は、選手にとって攻めにも守りにも役立ちます。
いかがでしたか? 距離計が必須アイテムになりそうです。要チェックしてみましょう。
取材トーナメント=パナソニックオープンレディース、ニチレイレディス、アース・モンダミンカップ
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