菅沼菜々のインパクトの形を解説!地面を蹴る“地面反力”を使って飛ばしている
ズラリと並べた女子プロ50人のインパクト写真。眺めるだけでも楽しいが、その1枚に隠された上達のヒントをすぐれた観察眼をもつ横田英治が解説。
あなたが目指す理想の形は、あの選手のインパクトかも!
【関連記事】7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説
変則でもビジネスゾーンはみな同じ、を証明
金田選手のスイングは個性的で、本人もそれを自覚しているそうです。しかし、インパクトの形はトッププロとまったく同じ。インパクト前後は変則でも、ビジネスゾーンでは理想形にアジャストする能力に長けていて、左ワキからヘッドまでが一直線にそろい、左のカベがきちんとできている。ビジネスゾーンさえよければ細身でも飛ぶし、方向性もよくなることを証明していますね。
地面反力を使うなら上体はできるだけリラックス
3大ポイントに加えて、両足で地面を蹴る地面反力を使って飛ばすインパクトです。菅沼選手は愛嬌たっぷりの仕草が人気ですが、トレーニングをしっかり行なっていて筋力がある。そのパワーで地面反力を使って打つなら、上体はもっと脱力するといいですね。もっているものを全部使っちゃいけないのがゴルフといいましたが、下半身を強く使うなら上体はできるだけリラックスさせるというバランスが大切です。
いかがでしたか? ぜひ理想のスイングを探して参考にしてみてください。
解説=横田英治
●よこた・えいじ/1971年生まれ、広島県出身。96年プロ入り後、卓越した知識と経験を活かし指導者の道を進む。多数のメディアにも出演し、現在は千葉県千葉市の「クラブハウス」の代表を務め、岸部桃子らツアープロやプロの卵、アマチュアを指導。
写真=ゲーリー小林
取材トーナメント=ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ
【あわせて読みたい】
「天使か」西村優菜、“かわいすぎる”ウェア姿を披露!ファンから称賛の声集まる
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選