“軽量ドライバー”の飛ばし方!石井良介コーチが解説

「買ったクラブが合わない!」「最初はよかったのにダメになってきた……」。そんな残念な思いをしている人は『そのクラブに合う振り方』をお試しあれ!あなたのクラブの特徴や機能をフルに発揮する振り方を解説&レッスンします!

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PICKUP GEAR→ピン G430 HL MAX

ヘッド・シャフト・グリップをすべて専用設計で軽くした軽量タイプのドライバー。よりドローバイアスの強い「SFT」もラインナップ

ヘッド後方のウエイトも通常モデルより軽くして、大胆に軽量化を図っている

使いこなせない原因→腕の力が強すぎるとスイングが乱れやすい

軽量ドライバーは「腕だけで振りがち」に注意!

軽いクラブは手先や腕を使いすぎてしまう傾向がある。動かしすぎた腕につられて体の動きもルーズになると、伸び上がるなどのエラーが起こりやすい

ピンから新しくラインナップされた「G430 HL」ドライバーは、すべてのパーツを軽量化して、総重量が約265gというかなり軽量のドライバーです。

ヘッドスピードが上がりやすく、力がないゴルファーでも高弾道になりやすいのがメリットですが、一方で軽いために、ヒョイと腕だけで上げてしまったり、切り返しで腕力を使いすぎてしまいがち。スイングが乱れて、大きなミスが出てしまうことがあります。

使いこなすポイント→体を積極的に動かして手打ちを防ぐ

軽量であっても通常モデルのようにスイングする

体全体を使って大きく振るスイングを意識する。ダウンスイングでは、お腹を縮めるようにすると前傾をキープしたままクラブを振り下ろせる

軽量ドライバーを打ちこなすコツは「軽いからといって強く振らない」です。バックスイングからフィニッシュまで、リキみはNG。体全体を積極的に動かす。テンポをゆっくりめにして、大きく振る意識をもつのも有効です。

切り返しでは、お腹を縮めるのもオススメ。体の大きな筋肉が使えますし、クラブの軌道もインサイドから下りてきます。

みぞおちとヘソとの距離を近づけるイメージをもって、お腹を縮めながら打ってみよう

ここに注目!軽量モデルに合わせた専用シャフト

軽量モデルのシャフトは、純正というより「専用シャフト」。G430 HLの純正シャフトも軽量化によってヘッドスピードが上がるだけでなく、高弾道になりやすい。クラブのパーツすべてで、特性が引き出せるように作られている

いかがでしたか? 軽量ドライバーで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

解説・レッスン=石井良介

●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。トラックマンを駆使したレッスンが人気のPGAティーチングプロ。YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」が人気で、最新ギアはほぼテスト済み!

構成=コヤマカズヒロ
写真=田中宏幸

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