バンカーで距離を出す時の“アドレス”はどっち?プロが解説
鈴木大哉プロによるバンカーを1発で出してピンに寄せるためのお約束レッスンを紹介します。
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アドレスで距離を打ち分ければスイングのミスが防げる
バンカーショットで大きなミスをするときは、スイングを加減してしまい、打ちたい距離よりもゆるんだりリキんだりして、インパクトがズレるケースが多いと思います。
バンカーショットでは、飛ばしたいときも飛ばしたくないときも、同じように大きな振り幅でゆるめず振り切ったほうがスイングが安定し、大きなミスは出ません。スイングを加減せず、フェースの開き方とボール位置、スタンス幅で飛距離の調節をするのがオススメです。
飛ばしたいときは、フェースの開きを抑え、スタンスを狭めにします。ボール位置は少し右寄りにし、ちょっとハンドファーストになってもOKです。
反対に飛ばしたくないときは、フェースを大きく開いて、スタンスを広げて構えます。ボール位置は少し左寄りにし、ハンドレート気味に構えましょう。
飛ばす・飛ばさないの打ち分け
飛ばすときの打ち方
フェースはちょっとだけ開いてスタンス狭め
バンスを使うためにフェースは開くが、開き加減を抑えめにし、ボールを右寄りにすることでロフトを増やしすぎない。スタンス幅を狭めてしっかり回転し、飛距離を出そう
飛ばす・飛ばさないの打ち分け
飛ばさないときの打ち方
フェースを目いっぱい開いてワイドスタンス
フェースを思い切り開き、ボール位置も少し左寄りにしてウエッジのロフトを増やす。スタンスを広げて下半身の動きを抑制することも、飛距離を抑える効果がある
いかがでしたか? バンカーショットの距離の打ち分けは鈴木プロのアドバイスのようにスタンス幅とフェースの向きを意識してみましょう。
レッスン=鈴木大哉
●すずき・だいや/1999年生まれ、埼玉県出身。180㎝、90㎏。日大ゴルフ部出身で、卒業後、昨年9月のプロテストに合格。300ヤードを超える飛距離と小技のテクニックを兼ね備え、新人戦をプレーオフで制して優勝した。フリー。
構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=キングフィールズゴルフクラブ
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