SWか9番アイアン、どっちで寄せるべき?プロがやさしい打ち方を解説【人気記事】
今回は、「ワッグルONLINE」で3月下旬に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のレッスン記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
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第3位:植竹希望、自分のスイングを解説!「シャローイングのポイントは…」とコメント
植竹希望プロに自身のスイング写真を見てもらってどこに気をつけて振っているのかを解説してもらった。
指にクラブの重さを感じてシャローイングしています!(植竹)
植竹選手のスイングの特徴であるシャローイングは、右手の指にクラブの重さを感じながらクラブを下ろしていくのがポイント。このときヘッドアップしないようにボールを見続けることも意識しているそうだ
体を大きくしても同じスイングをしたい
このスイングは100点満点に近いくらい、いいと思います。各ポイントで意識していることはありますが、おそらくみなさんが気になるのはダウンスイングですよね(笑)。
よくシャローイングの形がいいねっていわれるんですが、これは関節が柔らかく、猿腕だからこそできる形。だから形はあまりマネしないでください。
シャローイングのポイントは、ダウンスイングでの右手の掌屈という人もいますが、私はその考えが好きではありません。私が意識しているのは、右手の指にグリップの重さがかかっている状態をキープするということ。
クラブの重さを感じられると、ダウンスイングのときに手元が低いところに落ちやすくなります。手のひらでグリップを握った状態でダウンスイングに入ってしまうと、だいたいチーピンが出てしまうんですよね。どれだけ指で引っかけて、クラブの重さを感じたまま打ち続けれるかが、シャローイングをする秘けつです!
この写真は大丈夫でしたが、起き上がりのミスが出やすいので、それはなくしていきたいと思っています。筋トレをして体を大きくしても、今のスイングで振り続けられるようにしたいです!
植竹プロのアドバイスにあるように、右手の指にグリップの重さがかかっていることとボールを見続けることを意識して、形の良いシャローイングを目指しましょう。
植竹希望/うえたけ・のぞみ
1998年生まれ、東京都出身。170cm。22年シーズンは、KKT杯バンテリンレディスでツ アー初優勝を果たした。年間のトップ10入りは6回で、メルセデスポイントランキングは22位。サーフビバレッジ 所属。
写真=田中宏幸、小林 司
アクセス数第2位の記事はこちら。
第2位:FW・UTの正しい“アドレス”はどっち?「最初から少しフェースを…」とコーチがレッスン
2022FW・UTのベストレッスンセレクション。
この記事では2人のコーチから、FW・UTで使えるテクニックを教えていただきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは森山錬コーチのレッスンです。
開いて構えるのがオススメ!
ボールが沈んでいなければ、ラフからでもFWやUTを使って飛ばすことができます。ロフトの立った3Wはオススメできませんが、ロフトが寝ていてボールの上がりやすい5W以下やUTであれば、アマチュアでもしっかり飛ばせます。ポイントはフェースターン。
FWやUTはアイアンのような感覚でフェースターンしにくいので、最初から少しフェースを開いて構えるのがコツ。開いて構えたものを、閉じながらインパクトする感覚で打ってください。もうひとつのポイントは、レベルな軌道で払い打つこと。上から打ち込んだり下からのあおり打ちにならないよう、大きなスイングアークでボールを真横からヒットするイメージでスイングしましょう。
フェースをしっかり返して振り抜く!
開いて構えたフェースを、意識的に閉じながら振り抜く。フォローできちんと「閉じた」状態を作ろう。
森山 錬
●もりやま・れん/1996年生まれ、東京都出身。19年からレッスン活動をスタート。現在は都内のEast Golf Schoolなどでレッスンを行なっている若手の理論派コーチ。
次は、遠藤将也コーチのレッスンです。
右サイドが前に出ない!右ツマ先を大きく開いて打つ
ダウンスイングで右サイドが出てしまうと、ミート率が落ちてしまいます。右サイドを出さない感覚をつかむには、右ツマ先を大きく開いて打つ。すると、右ヒザや腰の右側がロックされます。この構えは練習だけでなく、本番でも有効ですよ。
FW・UTこそ「スプリットハンド!」
ミートも大事ですが、グリーンを狙うには方向性も大事。そのためには、スクエアフェースでボールをとらえたいのですが、これは両手を離してグリップを握るスプリットハンドのドリルが有効です。スプリットハンドでのスイングは、ボールをつかまえる正しい腕の使い方を覚えるドリルとして用いられますが、それは体の回転に対してフェースがスクエアになっているということでもあるのです。
遠藤将也
●えんどう・まさや/1994年生まれ、長野県出身。東京国際大学のゴルフ部を経て、PGAティーチングプロ資格を取得。レッスンはインスタグラムアカウントen.dwu_のDMで受付中。首都圏の練習場やコースでのラウンドレッスンを行なっている。
この記事を参考に、ぜひ実践してみてくださいね。
アクセス数第1位の記事はこちら。
第1位:SWか9番アイアン、どっちで寄せるのが正解?ツアープロがやさしい打ち方を解説
アプローチのミスでスコアを崩しがち! 上手に寄せるための狙い方や打ち方をツアープロが伝授。
次のラウンドではこれらを実践してベタピンにつけよう!
やさしい状況ほどやさしい打ち方を選択
サンドウエッジでボールを上げて寄せようと思ったら、結果はチャックリ。冬のラウンドではそんなこおがよくありますよね。
夏芝と比べて薄い冬芝は、花道やラフからでもこんなミスが起こりやすく、少しでもすくい打ちになったらチャックリ。それを怖がるとフェースの刃で打って、トップのミスが出やすくなってしまいます。そんなミスが続いたり、不安を感じたら、9番アイアンのランニングアプローチで寄せてください。
目線を低くして、左足軸でバットのように振るだけ。ボールを最初から低く転がすのが安全な作戦です。このほうが確実にボールをミートできるし、サンドウエッジより簡単だと思うはずですよ。
アドレスからフィニッシュまで目線を低くする
目線を低くすると体重が自然と 左足に多く乗る。あとは左足軸でスイングするだけでOK
上げたい心理から目線が高くなるとすくい打つ動きになってしまうので、ヘッドがボールの手前に落ちてダフる
パットの要領でシンプルに振る
ボールを右足の前に置き、フェースをやや立ててハンドファーストに構える→パットのストロークのイメージで、手首を固定したままバックスイング→アドレスよりもフェースを立てるつもりでインパクトすれば低く転がせる→インパクト時のハンドファーストの形をキープしてフォローを低く止める
伊藤プロのアドバイスの低いパット打ちを実践してみてみましょう!
伊藤有志 いとうゆうし
1994年生まれ、三重県出身。167cm、65kg。
東北福祉大ゴルフ部を経て、17年にプロ転向。22年はAbemaTVツアーやレギュラーツアーにも出場。ショットの安定性に定評のあるプレーヤーで、アプローチも得意。アイシグリーンシステム所属。
構成=三代 崇、鈴木康介、編集部
写真=相田克己、田中宏幸
いかがでしたか? ワッグルONLINEはまだまだ多くの情報を載せた記事を公開しています。ぜひ、ご覧ください!
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