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“ライン出し”の正しいアドレスはどっち? 「ボール位置を…」と成田美寿々がレッスン!

プロのうまさが光るのが難しい状況やトラブルでのショット。難しい状況やトラブルでのショット。今月は「こんなとき、どうするの?」と困ったときに、いくつかある対処法のなかから「これがいちばん簡単、確実でいいですよ」という狙い方や打ち方のヒントを教えてくれた。

【関連記事】飛び系アイアンを使いこなすコツ!「番手間の飛距離の差は…」と石井良介プロが解説

普段より2段階低い球でミート重視のスイング

ボールの高さは目線くらい

強い向かい風や横風のときのドライバーショットは、球を高く上げると風に流されて飛距離も方向も計算できなくなります。なので私は、普段より高さを2段階くらい下げて、風の影響が最小限になるローボールを打つようにしています。

まずはティーアップを低くし、ボール位置は普段より1個ぶんくらい右にセット。グリップを指2本ぶんくらい短く持ってスタンスも狭めてコンパクトに構えたら、大振りせずにミート重視でスイングします。低スピンの低いライナーボールが打てるので、風の影響を受けて大きく飛距離が落ちてしまうを防げます。

スタンス狭めで振りきらない

ボール位置を右寄りにしてスタンスは狭めに。大振りせずにシャフトが立つくらいの低いフィニッシュをとる。

「指1本ぶん」の低いティーアップ

ティーアップは低めに。ボールの頭がドライバーのクラウンとそろう。または、ボールと地面の間に指1本入るくらいの高さに。

この3センチが効くんです!

いかがでしたか? 成田さんのスイングやティーアップの位置などを意識してみてください!

成田美寿々

●なりた・みすず/1992年生まれ、千葉県出身。162cm。12歳でゴルフを始め、12年から単年度登録でツアーに出場すると、同年の「富士通レディース」で初優勝。

13年にプロテストを2位で合格。ツアー通算13勝をあげている。フリー。

構成=小山俊正、鈴木康介、編集部
写真=相田克己、田中宏幸

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