正しい“バックスイング”はどっち?スイング軌道を修正する練習法をレッスン
今回は、ハーフスイングの練習を通して軌道を正す方法を、田中梨菜コーチに解説してもらいました。
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ハーフスイングの幅内のヘッド軌道は真っすぐを意識する
10歳でゴルフをはじめてツアープロを目指していた田中梨菜コーチ。現在は、大手スポーツジムでのわかりやすいレッスンが好評だ。
「私はハーフスイングの練習を徹底的に教えます。打球が曲がる原因のほとんどは腰の高さより低い、ハーフスイングの振り幅でのヘッド軌道。ハーフスイングでもインサイド・イン軌道で、フェースを開閉しようとすると打球が左右に曲がってしまう。その軌道をストレートにしてフェースの開閉を抑えれば、フルスイングで真っすぐ飛ぶ確率が大幅に上がります」
フェースの開閉が大きいと手首がねじれて曲がってしまう
手首、フェースの角度を変えずに体を回す
フォローでは右腕を伸ばして打つ
ストレート軌道で、フェースの開閉を少なくするためには?
「とにかく手を使わないこと。ハーフウェイバックまでは左肩を回して、上半身を回転させることが大切です。スライスやヒッカケが多い人は、手首だけをヒネっています」
フェースを開かないことはもちろん、フォローでもフェースを閉じないことがポイントで
「フォローでも腰より低い位置では手首をを返しません。ハーフスイングを完璧にマスターしてからフルスイングを練習したほうが上達は早いです」
さらにアプローチがうまくなる効果もある。
「手首を使わない打ち方をマスターするとアプローチも左右対称の振り幅で打てるので、距離感を合わせやすくなります」
ハーフスイングの振り幅でストレート軌道を覚えることは、フルスイングにもアプローチにも効果がある。
ヘッドがインサイドに入るのはNG
グリップエンドがおヘソについているイメージが理想
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いかがでしたか? ストレート軌道と、フェースの開閉を抑えることを意識する田中コーチのスイングをぜひ参考にしてみてください。
田中梨菜
●たなか・りな/1996年生まれ。東京都出身。日本体育大学ゴルフ部を経て、レッスン活動 をスタート。現在はLPGAティーチングプロ資格取得を目指しながら、コナミスポーツクラブなどで指導している。
構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=浜松町ゴルフ倶楽部
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