西村優菜の“セッティング”を徹底解説!好成績の秘訣はFWにアリ…!?
眺めているだけでも楽しいけど……人気女子プロ12人のセッティングからスコアアップ秘けつを探る!
2022年に活躍した、2023年も活躍が期待される女子プロ12名のセッティングを分析。そこから見えてきたスコアアップにつながる秘けつを紹介!
【関連記事】西村優菜、上田桃子も愛用!女子ツアーで「PARADYM」が大流行中…!?
金田久美子のセッティング
ユーティリティを3本入れているので、アイアンは8番からPWまでの3本セット!
フェアウェイウッドは3、5、7番の3本。 ユーティリティは4、5、6番の3本。6UT のロフトは28度
金田久美子/かねだ・くみこ
1989年生まれ、愛知県出身。ジュニア時代から天才少女といわれ、22年は11年ぶりにツアー優勝を飾った。スタンレー電気所属。
西村優菜のセッティング
20年のプロ1年目から3、5、7、9番とフェアウェイウッドは4本体制。7、9Wは15年モデルのグレートビッグバーサを使用中
西村優菜/にしむら・ゆうな
2000年生まれ、大阪府出身。22年は2勝をマーク。米LPGAのQTに挑戦し、23年は米国ツアーにも参戦。スターツ所属。
堀琴音のセッティング
3番ウッドはプロギア、5番ウッドはブリヂストン、7番ウッドはテーラーメイドとバラバラだが、番手ごとに求める性能を重視して選んでいる
堀琴音/ほり・ことね
1996年生まれ、徳島県出身。プロ8年目の21年にツアー初優勝を飾り、22年シーズンも勝利し2勝目をあげた。ダイセル所属。
アマチュアは5Wと7WでOK!
女子プロのセッティングでタイプがわかれるのは、170から190ヤードを打つクラブ。その距離をアイアンで打つか、フェアウェイウッドやユーティリティにするのかでセッティングが変わってきます。アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドで比較したときにもっとも打球が上がりやすいのはフェアウェイウッドです。山下美夢有プロのように5番アイアンを使う選手がスタンダードになっている一方で、昨年、11年ぶりに優勝した金田久美子プロは7番ウッド、年間ポイントランキング5位となった西村優菜プロは7、9番ウッドを入れて、ショートウッドをうまく活用して好成績を残しました。
アマチュアには7番ウッドがオススメです。3、5番ウッドを入れる人が多いですが、最近は低スピン化されてきているので5、7番ウッドでも十分に飛距離が出せます。ちなみに私も7番ウッドを使っています。
いかがでしたでしょうか?金田プロや西村プロ、堀プロのようにショートウッドにも挑戦してみるのをおすすめします。
鹿又芳典/かのまた・よしのり
多くのゴルフメ ディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調 整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
解説=鹿又芳典
構成=野中真一
【あわせて読みたい】
「天使か」西村優菜、“かわいすぎる”ウェア姿を披露!ファンから称賛の声集まる
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選