山川穂高、ゴルフでも飛ばしまくり…!? ライオンズ納会ゴルフに潜入!
「野球経験者って、飛ばし屋が多いよなぁ」と思っている人は多いだろう。
飛ぶ理由を見つけ出すために向かったのは、野球界のトップ中のトップ、現役プロ野球選手たちが集まる納会ゴルフ。飛ぶ秘けつをたっぷり取材してきた!
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監督・選手に今日の抱負を聞いてみた!
「ラウンドは年に1回ほど。野球選手あるあるだと思うのですが、力いっぱい飛ばそうとしすぎてしまう。そして、OB……って感じです。いやぁ、止まっているボールを打つほうが断然難しいです!」
「ゴルフはだいぶ長い間やってますね。今日は、買ったばかりのクラブの初打ちなんです。ピンのブループリントはマッスルバックのアイアンで、見た目もカッコいいですよね。早く打ちたいです!」
「ゴルフ歴は20年くらいで、得意なクラブは……とくにないです(笑)。なぜか野球ほど熱をもてないんですよねぇ。」
プロ野球選手のスイングマネるならココだ!
ゴルフのほか、野球のレッスンも行なっている、元野球選手の平野茂コーチ。納会当日の選手のスイング写真を見てもらい、飛ばしのポイントについて解説してもらった!
「捻転」「体重移動」「軸」が完璧! しっかりミートできるスイング!
プロゴルファー級にうまい! と思えるスイングですね。バックスイングは背中の軸を中心にしっかり捻転して、右股関節に体重が乗っています。ハーフウェイダウンからインパクトにかけてスエーせず、頭が一切動かないのもグッド! 基本ができているからミートが上手で、だから飛ぶのでしょう。
飛ばしはパワーだけでなくほどよく抜けた「力感」が重要!
余計なリキみがまったくないですね。ハーフウェイダウンでリキんで、サムズアップ(親指が立つ)すると、クラブが外から回ってくるためミート率が下がってしまいます。でも、源田選手はシャフトが手元よりも下がったとき、サムズダウンで振れている。飛ばすための力の入れ方と抜き方がよくわかっていますね。
「頭をうしろに残す」は鉄則!ホームラン級の打球に!
ホームランバッターらしく「打球の角度を高く上げる」動きがゴルフにも活かせていますね。ダウンスイングからフォローまで、頭の位置が右ヒザの上にある「頭を残して振り切る」ができています。パワーが分散することなく、ボールに強く伝わるので、ホームラン級の飛距離が出ます。
フルパワーをボールに伝えるには「軸足の内モモ」に意識をもとう!
ダウンスイングからフォローにかけて、軸足の内モモで壁を作って体重をしっかり受け止めています。テコの原理と同様で、支点(軸足の内モモ)がグラついていると、ボールにパワーを正しく伝えられません。アマチュアもマネやすい飛ばしテクなので、意識してやってみるといいですよ。
ゆるっと、自分のペースで楽しむのもリキまないコツ!
山川選手はいい意味で、最後まで「ゆる〜い気持ち」でラウンドしていた。OBを打っても(①)「わざとそっちに打ったんです!」と冗談をいいながら終始楽しむ姿勢を忘れない(②)。結果はOBだったが、これはリキまずリラックスすることにもつながるだろう
いかがでしたか? 今回は「プロ野球選手のスイングからわかる飛ばし方のコツ」を紹介しました。ぜひ、この記事を参考に“飛ばすコツ”を習得してみて下さい。
平野茂
●ひらの・しげる/1973年生まれ、東京都出身。早稲田大学野球部でレギュラーとして活躍。社会人野球(富士重工)を経て、プロコーチに転身。現在は「フラット・フィールド・ゴルフ」(東京・五反田)でレッスン活動を行なっている。
協力=武蔵丘ゴルフコース
写真=高橋淳司
取材協力=埼玉西武ライオンズ
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