「FW」か「アイアン」、どっちで打つのが正解?ゴルフコーチが解説

クラブをもっと上手に使ってスコアアップ! 

今回は鈴木貴之コーチにロングショットでの“三刀流”について解説してもらいました。

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強風や打ち下ろしなど低い球が有効なときは“直ドラ”も考慮しよう

Choice1 3Wで飛ばす
ハザードがなければできるだけグリーンに近づける

グリーン周りにハザードなどの障害や、左右にOBなどの心配がないときは、3Wをしっかり振って距離をかせぐのが有効。ただし、大振りしすぎたり球を上げようとするとミスしやすいので注意!

Choice2 アイアンで刻む
3打目に得意な距離を残すように計算して打つ

2オンが無理ならアイアンで刻むのも有効。とくに、ライが悪い場合や飛ばすとガードバンカーなどに入る危険性が高い場合は「刻み」を優先。ポイントは3打目に得意な距離を残すことだ

Choice3 直ドラで攻める
強いアゲインストや左NGのときは“直ドラ”が有効!

直ドラは球が高く上がらないが、ときにはそれが利点となる。強いアゲインストや横風でも風の影響を受けにくい。また球がつかまりにくいので左へのミスが出にくい点も長所。ランを長く使って飛ばそう

パー5の2打目では、FWなどで距離をかせぎ、できるだけグリーンに近づく選択肢とアイアンなどで刻む選択肢のほかに、フェアウェイからドライバーを使う「直ドラ」も含めた“三刀流”で考えるのがオススメです。

直ドラは球が上がりにくい反面、ランが出るし風の影響を受けにくい。強風やキツい打ち下ろしなどの場面では、3Wよりも距離が出しやすく、なによりも大きく曲がらず安全に前に運べる可能性が高いのです。

ただし、いきなりコースでトライするのはリスクが大きい。事前に練習しておきましょう。

いかがでしたか? この記事を参考に、ぜひ“三刀流”を取り入れてみて下さい。

レッスン=鈴木貴之
●すずき・たかゆき/1997年生まれ、千葉県出身。石井忍が主宰する「エースゴルフクラブ」で、一般アマチュアやジュニアゴルファー、プロの卵を指導。シニアツアーで父(プロゴルファー鈴木亨)のキャディを務めることもある。

構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=千葉国際カントリークラブ【PGM】

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