FWでミート率を上げる方法とは?「ボールの赤道の…」と篠崎プロがレッスン!

歳をとりパワーが落ちたら、ミドルアイアンの代わりにフェアウェイウッドやユーティリティを活用すればコース攻略が楽になる。

その使いこなし術を篠崎紀夫プロにレクチャーしてもらいました!

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ソールとフェースの境目の刃を意識するのがコツ

ボールの手前が盛り上がっていたり薄い芝のときでも赤道の下を狙えばうまく打てる

パワーが衰えてもフェアウェイウッド(FW)やユーティリティ(UT)はボールが高く上がるため、コース攻略の大きな武器になる。だが、とりわけFWは難しく、苦手意識をもつ人が少なくない。その原因はボールのとらえ方にある、と篠崎紀夫は指摘する。

「FWが当たらないのは、ボールに対してクラブをきっちり入れようとしすぎるから。結果、インパクトが〝点〞になってしまいダフリやチョロが出る。これを防ぐにはヘッドの刃(リーディングエッジ)を意識しましょう。その刃をボールの赤道のやや下に入れると、フェースにボールが乗り、ボールが浮き上がります。ハーフトップでもOKと考えれば、リキまずに気楽に打てますよ」

Point1 ヘッドの刃を赤道のやや下に入れる

赤道と呼ばれるボールのセンターの「やや下」にヘッドの刃を入れる。こうすると地面まで1センチ弱の空間ができるため、クラブが手前から入ってもダフらない。

Point2 意図的にハーフトップを打つ練習がオススメ

低い球で真っすぐ飛ばす!

最初は意図的にハーフトップを打ってみよう。チョロやトップのミスをしてもいいので、ヘッドの刃を赤道の下に入れるという感覚をつかむことが大事。

いかがでしたか? パワーをうまくコントロールして飛ばしてみましょう!

レッスン=篠崎紀夫
●しのざき・のりお/1969年生まれ、千葉県出身。162㎝、67㎏。レギュラーツアー1勝。19年にシニア入り。翌年初優勝し、賞金ランキング2位に。21年はシーズン3勝をあげてシニアツアー賞金王に輝いた。北谷津ゴルフガーデン所属。

構成=小山俊正 写真=田中宏幸 協力=取手国際ゴルフ倶楽部

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