「1番飛ぶドライバーは…!?」失敗しないギア選びのコツ!【アクセス数記事トップ3】
今回、「ワッグルONLINE」で12月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のギア記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
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第3位:
石川遼が使用して“話題のシャフト”をゴルフ編集者が試打!完成度の高さに驚愕
ワッグル編集部員の大浪松之介さんが気になるギアを、コースを毎月レポート。率直な生の声を参考に、みなさんも打ってみて、回ってみて!
グラファイトデザイン ツアーAD CQ
今月もシャフトのインプレッションですが、ツアーADからやさしいモデルが出たと聞けば、打ちたくなってしまいます。新作の「CQ」は先中調子で、鞭のようなしなり感と、先端が動いて加速力やつかまり、打ち出し角を上げてくれる。球のつかまりのよさと高さと強さに驚きましたが、このシャフトを石川遼も使っているというのにもビックリ!
おそらくヘッドとの組み合わせ次第なのでしょう。たしかに試打したときも、やさしいヘッドを装着するとガッツリつかまって右へ飛ぶミスがまったく出ない。
ハードなヘッドを装着すると真っすぐ飛びますが、球がきちんと高く上がってくれるのがありがたい。
今使っているドライバーが思ったよりもやさしくない、ハードすぎる、と感じている人は、「CQ」を挿せばお悩みを解消できるかもしれませんよ。
SPEC ●モデル名/CQ-4、5、6、7●長さ/1168ミリ●フレックス/R2~TX●重量・トルク(CQ-5・S)/56g・4.5度●先中調子●価格/4万4000円 問 グラファイトデザイン ☎0494-62-1170
いかがでしたか? 気になった方は、ツアーAD CQぜひ試してみてください!
大浪松之介
ベストスコア75
イラスト=成田草介
アクセス数第2位の記事はこちら。
第2位:
ウェッジのロフトは何度?本数は?クラブの専門家がわかりやすく解説!
約80名のアマチュアが参加した創刊30周年記念イベントは、鹿又芳典が答える「 クラブ相談」も大盛況だった。そこで、 多くの参加者から聞かれた、よくある疑問や深い悩みとカノマタの解答を誌面でも紹介!
Q キャビティと中空。どっちのアイアンがいいですか?
A ロフト、構造、材質の順に選ぶ!
ーアイアンってたくさん種類がありますよね。私はやさしいモデルがほしいからキャビティか中空かな、と思いますが、ポケットキャビティもありですか?
最近はアイアンのテクノロジーも進化していて、ポケキャビだから飛距離性能が高くてやさしい、ブレードだから打感がよくてスピンが増えるなど、構造だけで判断することが難しくなりました。私が最新アイアンを選ぶときに推奨しているのは、まずはロフトを決めること。基準となるのは7番アイアンで、アイアンでも飛距離を出したいなら、7番で30度未満のアイアンを選ぶ、打ち出しを高くしてスピンをかけたいなら30度以上にすることからスタートします。
ロフトを決めたら、次は構造です。ミスヒットに強いアイアンがほしいならポケットキャビティ系、操作性を求めるならシャープなブレード系が合うでしょう。中空構造は顔を重視しつつ、適度なやさしさを求める人にピッタリです。そして最後が材質。弾き系が好きならステンレスやチタン、食いつき感のある柔らかい打感なら軟鉄素材がいいですね。
Q 飛び系アイアンって鹿又さん的にはアリですか?
A アリです! じつは9I、PWで飛距離をかせげることが大きい!
ー飛び系アイアンは「7番アイアンで180ヤードくらい飛ぶ」といってもロフトが昔の5番くらい立っているからですよね。ほかにも長所ってあるんですか?
よく「飛び系アイアンって、ロフトが立っているだけ」「アイアンで飛距離アップしても意味がない」という人がいますが、そんなことはありません。ロフトを昔の5番アイアンと同じにしても、7番アイアンの高さを出せるのが最新の飛び系アイアンです。
さらに、私が飛び系アイアンの優位性を感じるのは9番アイアンやPWなど短いアイアンで飛距離を出せることです。たとえばノーマルアイアンの場合、アマチュアが残り150ヤードから7番アイアンでグリーンに乗せるのは簡単ではありません。しかし、その距離を9番アイアンで打てば、グリーンオンする確率は大幅に上がります。
Q 1セット、同じメーカーでそろえたほうがいいですか?
A 複数メーカーでもOK! ただし、ウッド系は「同一ブランド」がオススメ
ードライバーとFW。アイアンとウエッジも違うメーカーを使っています。これってそろえたほうがいいですか? そろえることでのメリットってなんですか?
結論からいえば、同じメーカーでそろえる必要はありません。ツアープロもすべてが同一メーカーではなく、さまざまなメーカーのクラブをミックスしたセッティングを組んでいる選手がいますよね。
ただし、注意してほしいのがシャフト重量です。複数メーカーのクラブを組み合わせた結果、3番ウッドのシャフトがドライバーより軽くなってしまったり、アイアンのシャフトがウエッジよりも重いのはセッティングの流れとしてよくありません。とくにドライバーとFWをバラバラに購入するとそうなりがち。ウッド系だけは同一ブランドでそろえておくとその心配もありません。これは同一メーカーではなく、同一ブランドです。たとえば、ドライバーがスリクソンで、3Wがゼクシオは重量に気をつけなければいけません。
Q ウエッジのロフトは何度がいいですか?
A PWを基準に4度ピッチが基本ですが「何ヤード打ちたいのか」も大事!
ー鹿又さんがよくおっしゃってるウエッジ4本のセッティングにしたいと思います! ロフトは何度にしたらいいか教えてください!
PWを含めたウエッジ4本セットはすごくいいと思います。そのときのロフトの選び方は、PWのロフトを基準に4度ピッチにするのがひとつのセオリー。ただし、同じロフトでもアイアンセットのウエッジと単品ウエッジでは飛距離が違うことに注意。ロフトが同じでも単品ウエッジのほうが飛ばない傾向があります。これはセットのウエッジのヘッドの構造が、アイアンの流れだからです。だから、PWから単品ウエッジでロフトを4度刻みにすると、PWとその下のウエッジに大きな飛距離差が出やすくなってしまいます。
また、ウエッジは「何ヤード打ちたいか」で選ぶことも大切です。PWで120ヤード打っているなら、ぴったり100ヤード打てるウエッジを次の1本にする。そこから4度ピッチにするのが賢明だと思います。
いかがでしたか? この記事を参考にクラブに関する悩みの解決に役立ててみて下さい。
解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
写真=高橋淳司、相田克己
アクセス数第1位の記事はこちら。
第1位:
「1番飛ぶドライバーは…!?」“絶対に失敗しないギア選びのコツ”を鹿又芳典が解説
約80名のアマチュアが参加した創刊30周年記念イベントは、鹿又芳典が答える「クラブ相談」も大盛況だった。
そこで、多くの参加者から聞かれた、よくある疑問や深い悩みとカノマタの解答を紹介!
Q.自分に合うクラブがわからないのですが……
A.目的と優先順位を決めることが大切!
ーゴルフ歴20年ですが、いまだに自分に合うクラブがわかりません。人気モデルを買っても合わないことがよくあって、もうクラブ選びに失敗したくないんです!
超人気モデルでも、飛距離や方向性、操作性、顔や寛容性まですべてがパーフェクトというクラブはありません。たとえば、操作性を優先してドロー、フェードを打ちやすくすれば寛容性は落ちてしまいます。
だから、クラブを選ぶときは目的と優先順位を決めることが大切。ミスの幅を小さくしたいなら、寛容性が高いクラブを最優先に選ぶ。ナイスショットしたときに最大限のパフォーマンスを出したいなら、低スピン系など飛距離性能が高いモデルが合うでしょう。
「自分に合う」は漠然としすぎているので、「自分の“目的”に合う」という考え方で選ぶと、納得できる1本が見つかると思います。
Q.新しいクラブにしたらスコアがよくなりますか?
A.スコアを作りたいならセッティングを見直す!
ー今のクラブはどれも10年くらい使い続けています。最新モデルのほうが飛ぶとは思いますが、ドライバーだけでも買い替えたほうがスコアはよくなりますか?
私は「クラブは飛距離、スコアはセッティング」という持論をいい続けています。
10年前のドライバーを使っているなら、間違いなく最新ドライバーに替えたほうが飛距離は伸びるでしょう。しかし、それでスコアがよくなる保証はありません。スコアをよくするならクラブではなく、セッティングを見直すことが大事だからです。10年前のセッティングだと単品ウエッジは2本しか入れていない人が多いのですが、単品ウエッジを3本に増やすだけで100ヤード以内のもったいない1打がなくなります。
もうひとつ、10年前と違うのはユーティリティです。今は、女子プロでもアイアンを6、7番からにしてUTの本数を増やしています。アベレージゴルファーであれば、UTはロフト22度前後と25度前後の最低2本は入れてもいいと思います。
Q.一番飛ぶドライバーを教えてください!
A.まずはスクエアにインパクトできるかが大事!
ーあれも飛ぶ、これも飛ぶっていわれていますが、結局一番飛ぶドライバーってどれなんですか?
これは、本当によく聞かれる質問です。ドライバーに関しては「ボール初速が上がって飛ぶ」「低スピンで飛ぶ」「キャリーが伸びて飛ぶ」など、いろいろな飛ばし方がありますが、飛距離アップの絶対条件は“スクエアにインパクトできるか”です。どんなにボール初速が上がってもフェースが開いてインパクトしていたら意味はありません。私がフィッティングでいつもチェックしているのは“ぶ厚く、スクエアに当たっているか”です。
だから、ドライバーを試打するときはドローバイアスでつかまりがいいモデル、アスリートタイプでつかまりを抑えたモデル、その中間のノーマルタイプという3本を打ち比べてみることをオススメします。そのなかで、もっともフェースをスクエアに向けて打ちやすいヘッドを見つければ、自分が一番飛ぶドライバーの傾向を間違いなく選べるようになると思います。
いかがでしたか? この記事を参考にクラブに関する悩みの解決に役立ててみて下さい。
解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
写真=高橋淳司、相田克己
いかがでしたか? 他にも魅力的な記事をたくさん公開しているのでぜひご覧ください。
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