アイアンの“ミート率”を上げるには?「重心を下げて…」と辻村明志コーチ

2022アイアンのベストレッスンセレクション。

今回は辻村明志コーチの「誰でも簡単に出来る重心を下げるレッスン」をご紹介!

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腰や右ヒザが前に出るのを防ぐドリル

スイングスピードやミート率を上げるには上半身の形や使い方が大切で、インパクトは「強く叩く」のではなく「強く(フェースに)乗せる」ことが重要。これは足腰を重く使って振るのがポイントになります。

腰や足が浮くと上体も浮いてしまい、絶対に速く強く振れません。そこで、重心を下げて下半身を粘らせるドリルをふたつ紹介します。クラブさえあれば誰でも簡単にできるので、みなさんもやってみてください。

パターに腰掛けて打つ

お尻と地面の間にパターをセットし、フォローまで倒れないように振る。パターがセットしやすく、長さもちょうどいい

ダウンスイングで腰が浮くとパターが倒れてしまう。アドレスで前傾させた骨盤の傾きをキープすることが大事で、パターを引っぱっても抜けないくらい強くグリップエンドに腰掛けたまま振る。

右カカトにアイアンを引っかける

フィニッシュでは右カカトをめくるが、インパクトまでは右足の拇指球で踏んばり、右カカトがめくれるのを遅らせる。めくれるのが早いと腰が浮いたり右足が前に出て、右カカトに引っかけたヘッドが落ちてしまう。

いかがでしたか? 誰でも簡単に出来るので、ぜひこの記事を参考に練習に取り入れてみて下さい。

辻村明志
●つじむら・はるゆき/1975年生まれ、福岡県出身。ツアープロから指導者に転身。「チーム24(辻村)」を結成し、上田桃子、松森彩夏、吉田優利らの帯同コーチを務める。元ビルコート所属。

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