アイアンの“方向性を上げる”には?「スタンス幅を…」と星野陸也プロ

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スタンス幅を狭めて左サイドでクルン!

スタンス幅は体重移動が抑えられる肩幅くらい。アイアンは必要以上に飛ばさなくていいので狭めでOK。体重移動を抑えることで体が左右にブレるのを防ぐ体重配分はつねに左足荷重。左に多く乗せることで、左1軸で回りやすくなる。「左足体重は足よりも左股関節に乗せる感じにすると、左軸がキープできて、体の回転もスムーズになりますよ」と星野

冬場のアプローチは難易度が上がるので、アイアンショットは「グリーンのどこでもいいから乗ってくれ!」と思いますね(笑)。グリーンをとらえる方向性を上げたいときのポイントは、スタンス幅を狭くすること。これは体重移動をほぼしないため。アイアンは番手なりの狙った飛距離が出ればいいので、ウエイトシフトは抑えます。

アドレスの時点で体重を左足に多く乗せて、左1軸のイメージで振る。大事なのは、体が左右にブレないこととフィニッシュまで回転を止めないこと。そのためにも左1軸のイメージは有効で、左サイドでクルンと回ってしまえば大きく曲がりません。簡単ですが効果は抜群なはずです。

いかがでしたか? この記事を参考にぜひ練習で実践してみて下さい。

星野陸也
●ほしの・りくや/1996年生まれ、茨城県出身。186cm、76kg。今季は開幕戦から3、2、2位とスタートダッシュを決め、10月のHEIWA・PGMCHAMPIONSHIPでは、ツアー通算6勝目をあげた。興和所属。

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