300ヤード飛ばしたい!今すぐできる“飛距離アップ”のポイントをゴルフコーチが解説
「300 ヤードも飛ばす男子プロのスイングなんてマネできない!」と思っている人たちへ。プロが飛ぶのには理由があり、それをマネれば今より飛ばすのも不可能ではありません!
ドライビングディスタンス300ヤード以上の清水大成選手のスイングを、吉田栄太コーチに解説してもらったので、そこから飛距離アップのポイントを学びましょう。
【あわせて読みたい】飛ぶ&曲がらないシャフトはどれ?最新5モデルをレッスンコーチが試打解説!【2022年版】
右の股関節に体重を乗せる
まずは、飛ばし屋の共通点を解説します。それは切り返し以降の強烈な捻転差。そして、インパクトでクラブと頭が引っ張り合うビハインド・ザ・ボールで打っていることです。この2つのポイントは飛距離アップに即つながりますが、アスリートならではのフィジカルの強さもあるのでアマチュアがマネるには難しい部分もあります。
しかし、簡単にマネできる部分もあります。清水選手のスイングを例にあげると、アークの大きさです。バックスイングでは、始動から腕が地面と平行になったときにクラブが遠くにあります(❷❸)。大きなスイングアークは体の負担も少なく、アマチュアも簡単にマネられます。また、バックスイングの早い段階で右の股関節に体重を乗せているのも飛ばしのポイント。
❸の右股関節を見ると、ズボンに深くシワが入っています。このシワができる体重移動は、切り返し以降に左へ、体を回す、クラブを振るのがスムーズになる。ヘッドスピードを上げられるので、飛距離アップにつながります。
いかがでしたか? 実践して、飛距離アップを目指しましょう!
清水大成
●しみず・たいせい/1999年生まれ、福岡県出身。175cm、74kg。今季はゴルフパートナーPRO-AMトーナメント8位タイ、ミズノオープン6位タイ、Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント3位の成績を残している。ドライビングディスタンスは4位で304.02ヤード。ロピア所属。
写真=ゲーリー小林
【あわせて読みたい】
寄せにくい難状況は“スライス”で寄せる!フワリと上げてピタリと止められる!
左足下がりの“正しい打ち方”は?「斜面と平行に…」とプロがレッスン!
武井壮、ゴルフの「ティーチングプロ資格の取得のために…」猛練習で気づいたこととは?