“股関節ストレッチ”ですぐ飛距離アップ！シニアプロが伝授する方法とは？

55歳をすぎても若いころのように飛ばしたい！　

それには「股関節のやわらかさ」が不可欠。日々のストレッチで柔軟性をできるだけ高めよう。

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中高年は球を打つより日々のストレッチのほうが大事

歳とともに飛ばなくなるのは、股関節が硬くなり、体の動きが悪くなることが大きな原因。とくに左股関節が硬いと、左への回転や体重移動に体が耐えきれず、腰の左側が引けたり詰まったりしてしまう。これを改善するには、球を打つよりも、日々のストレッチのほうが大事だと鈴木亨はいう。

「まず座った状態で足を伸ばし、ツマ先を内側に向けてください。左右どちらの股関節が硬いかがわかります（左写真）。そして開脚や屈伸など簡単な方法でいいので、ストレッチを毎日続けましょう。私は器具を使用し、ヒネる動きを加えながら柔軟性を高めています（右写真）。また疲れが溜まると股関節が硬くなるので、ラウンド中のストレッチも忘れずに！」

Point1 体をヒネりながらジャンプ！

器具を使わなくても、その場で体をヒネりながらジャンプすると、同様の効果が得られる。開脚や屈伸など簡単な方法でも毎日続けることが大事

Point2 片足を浮かせて股関節を支点に足を回す

ラウンド中に疲れが溜まってきたら、片方の足を浮かせて、股関節を支点に足を左右に回すのが効果的。反対の手でクラブを支えにするとバランスが保てる。

いかがでしたか？　柔軟性を高めるためにも日常からストレッチを大切にしてみて下さい。

構成＝小山俊正
写真＝中野義昌
協力＝季美の森ゴルフ倶楽部

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