どう振れば正解?一流プロのスイングから学ぶ「正しい振り方」とは…!?

篠原まりあプロに自身のスイング写真を見てもらって、どこに気をつけて振っているのかを解説してもらった。

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回転すれば体が開いてしまってもいい!

「ハーフウェイダウンのポジションでは、ヘッドと腕を重ねたい。ヘッドが腕よりも下にあると、クラブが下から入って、あおり気味のインパクトになってしまいますからね」(篠原)
これはダメなフィニッシュだと篠原。手首が早く折れてしまうのは、打点がズレて当たり負けしたため。もっとミート率を上げて、手首を曲げずに振り切れるフィニッシュがとれるようにしたいそうだ
これは昨年の写真で、今のスイングと比べてみるいい機会になりました。比較してみると改善したかったポイントが、よくなっているな、と思いました。

スイングで気をつけているのは、あまり大振りしないこと。アドレスの前傾を浅めにして、フェースを大きく閉じたり開いたりせず、タテ振りのスイングを心掛けています。もともとフックが持ち球だったのですが、方向性を高めるには、タテ振りのほうがいいと気づきました。

私は体が大きくないし、腕力もないので、インパクトで頭を残したり、おヘソを正面に向けるスイングではなく、しっかり回転して、体を開きながらインパクトを迎えるようにしています。すると、ミート率が上がり、フェースの向きもよくなりました。体を開いて打つのはダメだと思っている人もいるでしょうが、私のスイングを見て「こういうふうに打ってもいいんだ」と思ってほしいです。

いかがでしたか? ぜひ読者の皆さんも、篠原プロのスイングを参考にしてみてください。

篠原まりあ
●しのはら・まりあ/1996年生まれ、大分県出身。162cm。今季はステップアップツアーを中心にツアー参戦。6月に行なわれたユピテル・静岡新聞SBSレディースでは3位タイに入った。大岡産業所属。

写真=相田克己、小林司

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