“寄せ”が簡単になる!ピン「ChipR」のメリットを専門家が試打して解説
今年の夏以降に各メーカーが新作を続々と発売。今回はピンの「ChipR」を人気クラブコーディネーターの鹿又芳典氏に打ってもらいました。
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ピン ChipR
コロがしでの寄せが超簡単になる!
パターというよりも短いアイアンで打っている感覚。ランニングアプローチで狙った目標に、簡単に寄せることができます。
SPEC●ロフト/38.5度●長さ/34インチ●価格/3万800円
品切れになるほど人気チッパーはラフや傾斜にも強い!
チッパーとしては異例の大ヒットとなった「ChipR」ですが、第一印象は「少し短いかな」でした。そのため、アドレスした感じはアップライトな構えになるのでパターともウエッジとも違う感覚でしたが、打ってみると方向性も距離感も合わせやすくてビックリしました。
ラフや傾斜からのアプローチでも楽に打てます。これまでのチッパーはソール幅が広すぎるので、ラフや傾斜には向いていないといわれていましたが、「ChipR」はアイアン感覚でソールがきれいに抜けてくれるので問題なく打てました。
最初に感じたクラブの短さの違和感も2球目、3球目と打っていくうちに慣れて、短いことによって打点が安定することにも気づきました。これはアプローチが苦手な人にとっては、必ずスコアアップに直結しますね。
いかがでしたか? ラフや傾斜に強い「ChipR」、ぜひ注目してみてください。
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=日神グループ 平川カントリークラブ